1905年の創立以来、時計の世界で休むことなく「卓越性」を追求してきたロレックス。同社はまた、芸術やスポーツなどさまざまな世界で卓越性を追求し続ける個人や団体とパートナーシップを結び、支援し続けてきた。

ロレックスは偉大なレーシングドライバーを「ロレックス テスティモニー」としてパートナーに迎えている。2006年から’08年までホンダF1チームのエースドライバーを務め、’09年にブラウンGPチームでF1ワールドチャンピオンに輝いたジェンソン・バトンもそのひとり。’11年には鈴鹿で優勝している。「鈴鹿サーキットはF1ドライバーの誰もが大好きなコースで、想い出がたくさんある」と語ってくれた。
レースの魅力を多角的にサポート
モータースポーツの世界ともロレックスは’30年代から現在まで深い信頼関係を築き、サポートしている。なかでも今年、10年目を迎えるのが「フォーミュラ 1 グランプリ」とのパートナーシップ。世界最高のドライバーとマシンが世界中のサーキットを転戦して年間チャンピオンを争うこのレース。ロレックスは2013年からグローバルパートナーとオフィシャルタイムピースを務め、レース運営をサポートしてきた。
2022年の10月7日から9日に三重県の鈴鹿サーキットで開催されたフォーミュラ 1 レースの第18戦「F1日本グランプリ」のフリー走行から決勝レースまで、レースコントロール室では国際自動車連盟とフォーミュラ 1 により、計時システムが運用されている。コースに設置したカメラの映像を確認しながらマシン1台1台の区間タイム、トータルタイムや総合順位にいたる多彩で正確なレース情報を配信。さらにメディアセンターからは詳細なレース映像の全世界配信が行われた。
3年ぶりに開催され、大いに盛り上がった「日本グランプリ」。このレースの魅力を、多角的に支える役割をロレックスは担っている。

鈴鹿サーキットのコントロールタワーにある、レースの運営統括を行うレースコントロール室、2022年10月7日フリー走行時の様子。手前左奥でヘッドセットをしてモニターをチェックしているのが、国際自動車連盟の計時担当スタッフ。F1マシンに取りつけら れたトランスポンダ(電波送信機)から発信される電波をコース各所に設置されたタイミングループと呼ばれるアンテナでキャッチしている。区間タイム、総合タイムを1/10000秒単位で計測、1/1000秒単位で公式タイムとして発表する。

ピットの一角にある国際放送センター。予選から決勝までレースの模様はすべてここから中継される。

鈴鹿サーキットのピットレーン出口には、ロレックスのピットレーンクロックが設置されている。

セーフティーカーとメディカルカーにもレースの最新情報を表示するシステムが搭載されている。