2022年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる”活きのいい”モデルを厳選! 連載第103回は、タグ・ホイヤーの「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」を取り上げる。【第102回 ジラール・ペルゴのLEDウォッチ「キャスケット 2.0」】
2つのサイズで展開する「タグ・ホイヤー コネクテッド 」の第4弾が発売!
2015年の「タグ・ホイヤー コネクテッド 」の発表以来、タグ・ホイヤーはコネクテッドウォッチの開発に情熱を注いでいる。2022年3月に発表した「タグ・ホイヤー コネクテッド キャリバーE4」は、クロノグラフを想起させるデザインを取り入れた42mm径と45mm径の2つのサイズで展開する意欲作。オペレーティングシステムは「Wear OS by Google™」を採用している。
それぞれの外装の特徴を説明する。薄型のベゼルや人体工学に基づいたスチール製のプッシャーを備えた42mmのモデルは、オフィスからスポーツまで幅広いシーンでの着用を目的にシンプルかつ汎用性の高いデザインを追求した1本。スポーティテイストでまとめた45mmのモデルは強度の高いセラミックベゼルなど、ハイエンドなタイムピースのエッセンスを散りばめつつ、直径の大きなリュウズをはじめ、各所に操作性を高めるための改良が加えられている。
「タグ・ホイヤー コネクテッド 」の特徴である交換用のストラップ、ウォッチフェイスの機能はさらに充実している。バージョンアップを果たしたウォッチフェイスの情報パネルには、天気、ウェルネス、カレンダーなどが表示されている。今後もバリエーションが拡充する予定なので大いに期待したいところだ。
スポーツ用のアプリとの連携によって、フィットネスルーティンのトラッキングも大幅に改善。ランニング(屋内外)、サイクリング、水泳、ゴルフ、ウォーキングのパフォーマンスを記録できるように刷新を図った。新機能であるガイド付きワークアウトは、スマートフォンが近くになくてもコネクテッドウォッチ単体でエクササイズプログラム(上半身、下半身、全身のワークアウトから選択が可能)が組み込まれている。
テクノロジーの進化はこれだけでは終わらない。ディスプレイは強い日差しの下でもウォッチフェイス、通知、スポーツデータを読み取れるように、業界屈指の画質と高いコントラスト比を実現することで視認性を確保している。バッテリーもアップデートされており、長時間のスポーツトラッキングにも対応できる。充電期間は気温15~45°Cの場合、約1時間30分を要する。さらには、Bluetooth 5.0の搭載により転送速度を約2倍まで向上させることで、スマートフォンとの同期時間を大幅に短縮させることで快適なアクティビティが楽しめる。
時計製造の文化と最新テクノロジーが融合したタグ・ホイヤーの次世代コネクテッドウォッチ。シーンレスでの活躍が期待できる機能充実のガジェットとして注目したい。
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