価格ではなく心で価値を感じる時計
“高価な時計”はいくらでもある。では“最上級の時計”と呼べるのは、どういう時計だろうか?
そもそも機械式時計というのは、時という概念を可視化するために、ガリレオやホイヘンスといった天才によって生みだされた、叡智(えいち)の結晶。そういった歴史と文化に敬意を払っている時計こそが、“最上級”と呼ぶにふさわしい。
時の起源となる天体や月の動きを4つの面で表現するジャガー・ルクルトやからくり機構の伝統を今に伝えるジャケ・ドロー、美しい伝統工芸技法を伝承するパテック フィリップ、そしていにしえの時計師と同じように一点モノのオーダーウォッチを製作するヴァシュロン・コンスタンタン。そのどれもが、時計の歴史と文化に対する深い敬意がある。
最高峰の時計とは、価格ではなく、心で価値を感じることができる時計なのだ。
ジャガー・ルクルト/レベルソ・ハイブリス・メカニカ・キャリバー185
特殊構造が生みだした奇跡の複雑時計
反転ケースの両面でトゥールビヨンやミニッツリピーター、永久カレンダーといった複雑機構を表示し、台座の表裏を使って北半球と南半球のムーンフェイズ表示や月の位置を表示するという、時計史上初の4面ウォッチが登場。
ジャケ・ドロー/チャーミング・バード
小さな時計の中に小鳥が棲んでいる
からくり人形で知られた18世紀の時計師ピエール-ジャケ・ドローの哲学を受け継ぎ、モダンなデザインの時計の中に、からくり仕かけを組みこんだ。ボタンを押すと小鳥が羽をパタパタと動かしながら可愛らしくさえずる。18KRGケースも用意。
パテック フィリップ/ドームクロック
コレクターの究極の憧れ
クロワゾネやマルケトリなどの卓越した芸術技法を駆使して創作される、コレクター垂涎のドームクロック。どれもが希少な芸術作品。電動モーターにより巻き上げる機械式ムーブメント、キャリバー17ⅢPENDを搭載する。
ヴァシュロン・コンスタンタン/レ・キャビノティエ リファレンス 57260
好事家のオーダーから生まれた唯一無二の時計
18世紀に活躍をした優れた時計師たち「キャビノティエ」。そして彼らに敬意を表したオーダーメイドのウォッチサービス。この世界で最も複雑な懐中時計は8年以上の開発期間を擁し、天体カレンダーやウェストミンスター・チャイムなど57の複雑機構を搭載している。