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2021.04.07

優雅な時を刻むショパール自慢のジャンピングアワーとは?

2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる"活きのいい"モデルを厳選する! 連載第54回は、ショパールの「L.U.C クアトロ スピリット 25」を紹介する。

ブランド初のジャンピングアワーを搭載したアニバーサリーモデル

世の中の「高級時計」と呼ばれる腕時計の多くは、時間を知るためのツールとしての機能のほか、人生を豊かにするためのアイテムという性格を備えている。これは昨今にはじまった話ではなく、懐中時計の時代から続く機械式時計の文化そのものだと言っても過言ではない。

「ショパール マニュファクチュール」設立25周年を記念して発表された「L.U.C クアトロ スピリット 25」は、ブランド初となるジャンピングアワーを搭載したタイムピースである。

ひときわ目を引く分針と時表示カレンダーのみで構成された文字盤は、ショパールの時計製造のノウハウなくしては成し得ない代物だ。

ドレスウォッチさながらの品格と複雑機構ならではの芸術性が融合した一本。世界限定100本。手巻き、18Kエシカルローズゴールドケース、径40mm。¥5,621,000(税込予価)

わずか4.85mmの厚みとは裏腹にパワフルな性能を秘めた手巻きムーブメント「L.U.C 98.06-L」は2組の積載式二重香箱によって、最長で約8日間のパワーリザーブを保有することを可能にしている。このようなケースは大きなエネルギーを消費するジャンピングアワーを搭載する時計としては極めて稀である。

パワーリザーブインジケーターはムーブメントの裏面で確認することができる。

特別な文字盤の魅力を引き立てているのが、熟練した職人の手仕事による非常に高度なグラン・フー・エナメル仕上げである。下地に18Kエシカルローズゴールドを用いて、820℃の高温で何度も焼成(しょうせい)を繰り返すことでエナメル仕上げは完成に至る。ブランドロゴ、ミニッツトラック、アラビアンインデックスに関しても同じ技法でブラックエナメルを焼き付けている。

シンプルなデザインにマッチする最高級のエナメル仕上げ。

丸みを帯びた18Kエシカルローズゴールド製ケースは、ショパールの創業者のルイ‐ユリス・ショパールがデザインした懐中時計のハンターケースから着想を得ている。

熟練の職人技が駆使されたジャンピングアワーは腕元で優雅な時を刻んでくれる。

問い合わせ先
ショパール ジャパン プレス TEL:03-5524-8922
www.chopard.jp

TEXT=戸叶庸之

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