新型コロナウイルスにより、新作発表会が中止や延期を余儀なくされたウォッチシーン。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんな中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる“活きのいい”モデルを厳選! 連載第31回は、「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」を紹介する。
「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」
今年も残すところ約2ヶ月。各社の2020年新作を見渡すと、復刻モデルの枠にとどまらないクラシックなディテールを取り入れたモデルが目立つ。
ブランド設立160周年を記念したするアニバーサリーモデル、「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」も上記のトレンドに当てはまる秀作のひとつ。
1963年に発表されたホイヤー社時代の初代カレラを現代的に解釈したこのモデルは、ノスタルジックな雰囲気というよりも、上品でモダンな印象に受け取れるデザインが光る。
初代モデルから受け継いだステンレス製のベゼル、シンプルなプッシュボタン。そこに、二周りほどサイズアップした42mm径のケース、ブラックオパーリン、ブルーサンレイ、アンスラサイト、シルバーの4色が揃うダイヤルカラーを備えることで、「タグ・ホイヤー カレラ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ」はタイムレスなスタイルを手にしている。
また初代との大きな違いとして挙がるのが、ダイヤルデザインとムーブメントの仕様である。
3つのサブダイヤルで構成していた初代のレイアウトに対して、こちらのアニバーサリーモデルは3時位置と9時位置の2つのサブダイヤルと、6時位置の日付表示の上にスモールセコンドを配備。
心臓部を支えるのは、タグ・ホイヤーファンにはお馴染みの自社製ムーブメント「キャリバー ホイヤー02」。約80時間のパワーリザーブは、手巻きムーブメントであったオリジナルには備わっていなかった機能であることは言うまでもない。
問い合わせ
LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL:03-5635-7054