新型コロナウイルスにより、新作発表会が中止や延期を余儀なくされたウォッチシーン。一体新作はどうなるのか!? しかし心配ご無用。主要ブランドからは、新作情報が続々と届いている。そんな中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる“活きのいい”モデルを厳選した!
「ビッグ・バン カモ ヨウジヤマモト」
2020年5月の発売と同時にセンセーショナルな話題を振りまいた「ビッグ・バン GMT オールブラック ヨウジヤマモト」に続く、ウブロとヨウジヤマモトのコラボレーション第二弾「ビッグ・バン カモ ヨウジヤマモト」が、世界に先駆けて日本での発売がスタートした。
時計全体を覆うカモフラージュ柄には、ヨウジヤマモトが提案するファッションにも通じるメッセージが込められているという。
時計製造において、イメージした色彩を表現することは容易なことではない。それゆえ、ウブロは多彩な素材を扱いながら、この難題に対して取り組んできた。ある意味でカモフラージュ柄は、ウブロの比類なき実力を証明するにあたって“うってつけの題材”なのだと言える。
サファイアクリスタル製のダイヤルは、色ごとに個別に柄を象ることでカモフラージュのモチーフを再現するという離れ業を披露。もう一方のラバーストラップでは、時計業界初の加硫処理を用いることで鮮明にカモフラージュ柄を表現している。
山本耀司のスタンスと共通
これらの表現技法は、常識を疑い、アンチテーゼ的なクリエイションに挑戦し続ける、山本耀司のスタンスと共通している。
「控えめでありながら、大胆である」という矛盾をはらんだカモフラージュ柄は、腕に置くことで存在感をさらに高めることは言うまでもない。