1972年の設立以来、一貫して日本(福井県・鯖江)製の高品質なアイウエアを生み出し続ける「EYEVAN」。その眼鏡をかけた仕事人たちを写真家・操上和美が撮り下ろす連載の第2弾がスタート。第2回は俳優・モデルの佐々木希。「人生を彩る眼鏡#2」。
PERSON 52
俳優・モデル/佐々木希
今は眼鏡について学ぶことも楽しい
「視力はよいので、眼鏡はあくまでもファッション。10代の頃にトラッドスタイルが流行っていて、ジャケットに眼鏡を合わせるのが好きでしたね。ただ一方で、若い頃は人見知りでしたし、仕事に対する不安もあったので、眼鏡をかけることで一枚フィルターを入れるというか、それでちょっと安心できる気持ちになったこともありました。でも今は、眼鏡=ファッションですね、完全に」
だから眼鏡のない生活は、もはや考えられない。
「家の玄関近くに、眼鏡がずらっと並んでいる場所があります。服をコーディネイトして、靴を履いて、さて最後にどの眼鏡をかけようか悩む。全身のバランスを見てから、眼鏡を選ぶことが多いかな。ちょっと物足りないと思ったらフレームを太くしようとか、眼鏡でコーディネイトが仕上がるイメージです。最近は寒くなってきたので、洋服と同じように眼鏡も華奢なものより太めの黒いフレームのものがお気に入りかも。眼鏡はたくさん持っていますし、街でオシャレに眼鏡をかけている人を見かけると、目で追いかけちゃいますね」
佐々木さんは2017年からワンマイルウェアブランド「iNtimité(アンティミテ)」を手がけており、2022年からはEYEVANとのコラボレーションブランド「iNtimité by EYEVAN」がスタートしている。
「眼鏡好きではありましたが、こんなに奥深い世界とは知りませんでした。EYEVANさんとの打ち合わせは勉強させてもらう気持ちで臨んでいますし、眼鏡の歴史や材料、製法の話などを学べるがことが嬉しい。今度は眼鏡を製造している(福井県)鯖江にも行ってみたい。もっと眼鏡のことを知りたいんです」
そんな佐々木さんが今回選んだ眼鏡は、EYEVAN「Byron」。その名称はジェームス・ディーンのミドルネームから名付けられ、彼がデニス・ホッパーと一緒に撮られた写真でかけていたフレームからインスピレーションを受けてデザインされたもの。60sのクラシックさに90年代のフレームが持つモードな雰囲気を組みあわせた、タイムレスなMIXスタイルとなっている。
「以前EYEVAN Tokyo Galleryにお邪魔した時に、べっ甲フレームにひと目惚れしたんです。とても高価なものなので、まだ手に入れてはいませんが、このアセテートのフレームなら似た雰囲気が楽しめますし、私がこれまで選んできたタイプとは違う雰囲気にも惹かれました。これならデニムも似合うかな、ニットもいいだろうな。どんなファッションでも楽しめそうですね。お団子ヘアにしたら間違いなくかわいい! かけたい眼鏡を決めてから着る服を決めることもありますし、私にとって眼鏡は、ファッションを超えた存在なのかもしれませんね」
佐々木希/Nozomi Sasaki
1988年秋田県生まれ。2006年芸能界デビュー。以降映画やドラマ、CM、雑誌など多岐に渡り活躍する。現在、NHK Eテレ『すてきにハンドメイド』でMCとして出演。またワンマイルウェアブランド「iNtimité(アンティミテ)」も手がけている。
衣装クレジット
眼鏡¥38,500(EYEVAN/EYEVAN Tokyo Gallery TEL:03-3409-1972)、トップス¥39,600(ヴェニット/ハルミ ショールーム TEL:03-6433-5395)
問い合わせ
EYEVAN Tokyo Gallery TEL:03-3409-1972