旗揚げ50周年を迎えた新日本プロレスが入門希望者を一般公募し、その密着番組が2023年からテレビ地上波でレギュラー放送される。指導役は現役最強プロレスラー、オカダ・カズチカだ!
未来のプロレスラー、未来のオカダ・カズチカを発掘
新日本プロレス創立50周年の2022年、プロレスラーのオカダ・カズチカは2021年末に発売した著書で「2022年はオカダ・カズチカの年にする」(『「リング」に立つための基本作法』)と宣言した。
1月4日の東京ドームでIWGP世界ヘビー級王座(その後、4度防衛)を奪還すると、夏のG1 CLIMAX 32を制覇。宣言通り、2022年をオカダ・イヤーにしている王者は、この著書のなかで「この10年、新日本は僕が牽引してきたと思っている。ここからの10年も僕が牽引していいの? 活きのいい若手は台頭してこないの?」と嘆いている。
そのオカダ・カズチカが先日、新日本プロレスの入門希望者を直接指導することが発表された。
「新日本プロレス50周年の節目に、これまでの応募条件を撤廃して、入門希望者を募集します。
年齢・身長などの制限はありません。
そして入門まで僕が皆さんをしっかり指導します。
ただ練習はとても厳しいです。
テレビで入門までの模様は来年放送されますが、“テレビが入っている”という理由で優しく指導することはありません。
僕もこれからの新日本プロレスを更に盛り上げるために必死で皆さんと向き合っていきます。
新日本プロレスを一緒に盛り上げる、熱い気持ちを持った入門希望者をお待ちしています!
そしてプロレスラーになって、超満員のお客さんの前で僕とメインイベントで戦いましょう!」
(オカダ・カズチカ)
メモリアルイヤーの今年、新日本プロレスは入門希望者を一般公募。年齢・身長制限を完全撤廃し、団体としては2011年以来、約10年ぶりに現役選手が入門希望者を直接指導する。その指導役がオカダ・カズチカ。それは将来のプロレス界を最高のものにしたいというオカダの想いからだった。
ちなみに、この企画はテレビ地上波で期間限定のレギュラー番組として放送され、オカダ以外の現役、レジェンドレスラーも助っ人として参加することが予定されている。応募期間は10月21日までで、専用の応募フォームが設けられている。
今プロレス界は未来のオカダ・カズチカ、そしてアントニオ猪木を探している。
去る2月20日に行われた北海きたえーる大会のIWGP世界ヘビー級王座防衛戦で、オカダは「今日、2月20日は猪木さんの誕生日ですから、この防衛をプレゼントとして、お返しは新日本プロレスのリングでお待ちしております」と、アントニオ猪木(2022年10月1日に逝去)にラブコールを送っていた。
創設者をリングに上げるという夢はかなわなかったが、「燃える闘魂」を未来のプロレスラーに伝承するというオカダ・カズチカの新しい夢が、今、はじまろうとしている。
募集要項
条件:年齢・身長制限なし・男性のみ
期間:2022年9月28日(水)〜10月21日(金)23:59
方法:応募フォームすべての必須項目を記入し受付
※厳正な精査のうえ、合格者には2022年10月末までにスタッフより連絡します
応募フォームはこちらから