3月25日発売のGOETHE5月号より、長嶋一茂さんの新連載エッセイ「・・・。ハワイに行けないから・・・書いてみた。」が始まる。それに伴い、スピンオフ企画として、ゲーテ公式YouTubeにて連載企画も同時スタート。
父親として娘たちに伝えたいことがある
著書『三流』(幻冬舎文庫)では、偉大すぎる父親、厳しいプロ野球の壁、そして突然、襲ってきた過呼吸症候群など、初めて長嶋一茂の素顔を明かした。また、『乗るのが怖い〜私のパニック障害克服法』(幻冬舎新書)では、パニック発作に見舞われてから十年あまり、病との闘いを繰り返してきた経過を克明に語った。自由奔放、華やかな活動を続けながらも、ひとつひとつ道を拓いてきた長嶋一茂さんが、3月25日発売のGOETHEで連載エッセイ「・・・。ハワイに行けないから・・・書いてみた。」をスタート。
どんな時も思ったことをズバズバと口にする。忖度だらけの世の中で、それは実に痛快だ。独特の繊細さに裏打ちされた一茂さん流の考え方は閉塞感漂う現代に生き抜く、新たなヒントになる。誌面には、現在留学中の娘さんが描いたハワイの風景画も掲載される。
また、ゲーテの公式YouTubeにて、長嶋一茂さんの連載スピンオフ企画もスタートする。第1回は「長嶋一茂×見城徹(幻冬舎社長)対談」。なぜ人生にハワイが必要なのか? とんでもなく深い、ふたりのハワイ愛が白熱。GOETHE本誌の連載に込める意外な想いについても触れた。今回は、その動画の一部を記事として抜粋する。
見城 この連載タイトル「・・・。ハワイに行けないから・・・書いてみた。」って結構深いよ。
一茂 あ、本当ですか。
見城 そりゃそうじゃん。ハワイって君にとっては生き方だからさ。
一茂 そうですね。
見城 ハワイに行くっていうのは、長嶋一茂の生き方。それが行けないんだから、生き方を否定されているわけですよ。一時的に。だから、書く。書くっていうのは自己救済だから。ハワイに行くっていう自己救済がないから、「・・・。ハワイに行けないから・・・書いてみた。」っていいじゃないですか。
一茂 さすが。嬉しいです。まさしくそういう意味合いも含めて。あとは、すごくいろんなことが書けたらなと。テーマを一つに絞らないで。見城さん、申し訳ないですけど、趣旨概要は、うちの娘たちのために書くっていうのは、半分以上ありまして。
見城 それはとってもいいと思う。お父さんはこんな生き方をしているんだよ、っていうことだよね。
一茂 僕、どこかで娘たちと話し合う場があるんじゃないかってずーっと思ってたんですよ、生まれてから。
見城 でも、今まで父と子の会話っていうのは対座してやってないの?
一茂 だから、ないんですよ。高校一年なんですけど、娘が、双子で。今までないということは、これから先、多分もっとないわけですよ。
見城 父親と娘ってなかなか難しいからね。
一茂 はい、ないんですよ。
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movie:Saori Komatsu