撮影とは魂のぶつかり合い。操上の写真には、写真家と被写体という関係性を超えた特別な想いが写しだされている。
「空気を切り裂いて空間にダイブする鋭さ」
雑誌『SENSE』(2017年)での1枚。
「MIYAVIさんは感性や動きなど、すべてが鋭い人。コンサートも撮影をしたことがありますが、ステージ上で激しく動き、飛び回る。身体中にタトゥーを刻んでいるように、文字どおり全身全霊でメッセージを伝えようとしているのだと思います」(操上)
Message from MIYAVI
たしか最初は、手だけの撮影だったような気がします。
でも、気づけば最後は半裸で写真を撮ってたような。笑
撮影の前後も、あまり喋らないまま黙々と撮影をしていたような記憶があります。
シャッターを押しながら、どういう生き方をしているのか?
どう今を生きているのか? 語りかけてくるような、
そんな気の流れに身を任せて終始セッションさせてもらいました。
その多くを語らない佇まいに、由緒正しき侍を感じました。
MIYAVI
1981年大阪府生まれ。常に世界に向けて挑戦を続ける“サムライ・ギタリスト”。これまでに約30ヵ国350公演以上のライヴとともに、8度のワールドツアーを成功させている。