さらなる高みを求め、常に進化を続ける三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの7人。そのメンバー各人に、己のパフォーマンスを引きだすための"肉体論"について聞いた。 6回目は、ELLY。
他人から見て美しい肉体を目指すことには興味がない
全力で踊っている時の心拍数はおよそ200。この数字が、ELLYのトレーニングの基準になっているという。
「僕はソロ曲がある分だけ、ツアーでもみんなより踊ってる時間が少しだけ長い。それもあってツアー前は、ダッシュやバイクを全力で3分間やって休憩っ てトレーニングを繰り返して、心拍数200を維持できるように追いこんでいます」
全身のみならず、力を入れるのが”肩"のトレーニングだ。
「野球をやっていたので、もともと肩に筋肉はついているほうだと思うんですけど、ライヴは手を上げる振りが多いので、めっちゃ肩が疲れるんですよ! だから重点的に鍛えています」
ライヴ前以外はほとんどトレーニングはせず、「ダンスに必要な筋肉はダンスでつける」と考えている。
「他人から見て美しい肉体を目指すことには興味がない。でも、ファンの方たちからは『ELLYのお尻がいい』ってめっちゃ言われます。メンバーもよくお尻触ってくるし(笑)。野球のポジションはキャッチャーだったので、立ったり座ったりの繰り返し。だから筋肉が硬くてデカくなったんだと思います。男でお尻を褒められるのって、ちょっとウケますよね(笑)」
ELLY
1987年青森県生まれ。パフォーマー。ソロ活動時はCrazyBoy名義を使用。国内外問わず、数多くの有名アーティストのバックダンサーから振付までをこなし、ダンス界で類まれな身体能力と高い技術を発揮している。三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのニューシングル『Movin’ on』が発売中。