続々とラグジュアリーリゾートが誕生している北海道・ニセコ。パウダースノーに導かれて訪れる国内外のエグゼクティブを虜にする、「東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ」を紹介する。【特集 絶頂スキーリゾート】
大自然と一体化した、心身を癒やすリトリート
リッツ・カールトンのなかでもブランドコンセプトを最大限進化させたラグジュアリーリゾートの証として、その名称にリザーブを冠するホテルは世界にわずか5軒。アジアではインドネシアのバリ島、タイのクラビに続く3軒目のリザーブブランドとして2020年12月に誕生したのが、東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブだ。
コンセプトは花鳥風月で、儚い自然の美しさを通じて、宿泊客を自分自身の再発見を促す旅へと誘う。それを体現するかのように、建物は木々を伐採することなく、もともと空き地だった場所に建てられ、内装には北海道産の木材や御影石などを使用。周囲との一体感を感じられる環境で、リラックスして過ごすことができる。
客室数は、小規模でプライベート感溢れる50室。数を絞ることで担当スタッフが客の要望にワンストップで対応。ホテルがDO-SAN(道産)と呼ぶ献身的なサービスの提供を実現した。部屋の大きな窓からは朝、昼、晩の時間帯によってさまざまな表情を見せる羊蹄山(ようていざん)や、雄大なニセコアンヌプリの大パノラマを愛でることができる。
リザーブブランドらしく食事も地域の特徴を活かしたものだ。レストラン「ゆきばな」では、真狩(まっかり)産のハーブポークや蝦夷鹿、道産和牛など地元の食材を使った料理を、ニセコに隣接する余市の特別なワインとともに堪能できる。
また、スキーイン・スキーアウトで、ホテルから直接リフトに向かえるのはスキー好きには嬉しい限り。スキー板やスノーボードはレンタルもできるため、手ぶらでも大丈夫。滑りたくなったらフラリと訪れ、そのままパウダースノーのゲレンデに行ける贅沢がここにはある。
Higashiyama Niseko Village, a Ritz-Carlton Reserve
住所:北海道虻田郡ニセコ町曽我919-28
TEL:0136-44-3491
料金:ニセコリザーブ¥76,200〜(1泊朝食つき、1室2名利用時の室料。シーズンによって異なる)
施設:レストラン「ゆきばな」「寿司なぎ」、「うめラウンジ」、天然温泉、スパ、ジム、スキーバレーほか