一万年の自然に溶け込む古民家宿「ちの旅 ヤマウラステイ」
長野県八ヶ岳の裾野に一万年前から自然と寄り添いながら生き抜いてきた「山浦」という集落がある。そこに潤沢な自然が残る隠れ里として佇むのが古民家を利用した、ちの旅 ヤマウラステイだ。古民家改修の第一人者として知られるアレックス・カー氏のプロデュースで生まれ変わった四棟の古民家は、素材を最大限に活かし、モダンで快適な空間に仕上げた。
八ヶ岳を一望できる古民家、「金渓」。そのほか開村に関わった一族の本宅だった「清水」、その離れとして建てられた「花兎（はなと）」、信州ならではの本棟造りである「渋道（しぶみち）」がある。
ヤマウラステイの魅力は宿だけでは終わらない。地元の人たちと一緒に郷土料理を作って味わうなど、地域住民との交流が旅をさらに上質なものにする。
山浦の伝統レシピを地元の方に教わる料理体験もできる。
贅沢でラグジュアリーなよさもあるが、服も食べものも飾らず、あるがままの姿で過ごすよさもある。気忙しい日常はここにはない。大自然の中に身を任せてゆったりと過ごせる古民家泊では、普段忘れてしまいがちな、丁寧で上質な日常が感じられるだろう。
時を重ねた風格や美しさを活かしてつくられた内装。
長野 茅野
ちの旅 ヤマウラステイ
住所：長野県茅野市ちの3506
TEL：0266-73-8550
客室：4棟
料金：ひとり¥21,000～（2名1 室、税別）
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