アパレル雑貨の企画を行うアブラサスが全室から富士山を望める、1日1組限定のプライベートホテル「abrAsus hotel Fuji」を7月27日(火)にオープンした。サウナ好き社員3人がその評判を聞きつけ、早速、編集会議を兼ねた1泊2日の合宿を敢行した!
都心から90分の距離で味わえる非日常体験
薄い財布で有名なアブラサスが、富士山麓に一風変わったコンセプトを掲げた最上級プライベートホテルを作った、と知人から訊いた編集長の池上雄太はすぐに動き出した。都心からはクルマで90分。ゆっくりと過ごせる、1泊1組限定の完全プライベートガーデンで、コロナ感染の心配をする必要はなし。しかも、フィンランドから取り寄せたトレーラーサウナカーまでついているらしい。
「画期的なアイデアを拡げ、それを形にするには、インプット、コミュニケーション、そして休息が必要。実は、会議は旅先で行うのが一番だと思っている」と編集長は言う。サウナ好き社員3人を集め、ビジネス合宿を行うことを決めたのだった。
合宿当日、仕事を終えた3人はそれぞれ都内からクルマを飛ばして現地に集合。夕方に到着して玄関で鍵を受け取り、いざホテルへ。施設内を探索していてまず驚いたのは、玄関や庭からはもちろん、2つのツインルーム、ダイニングルーム、お風呂、そしてサウナからのどこからでも富士山が一望できるということ。まさにすべての窓から「額縁に入った本物の富士山」を愉しむことが可能なのだ。
半袖短パンに着替えた3人は、早速サウナの準備に。自分たちの手で薪をくべなければならないのだが、初めての体験だった薪割りに四苦八苦。それでも、そのやりとりがまた「愉しい」のだった。無事に成功すると、密にならぬよう、ひとりずつサウナへ。一番最初に体験した編集長は、ロウリュで刺激を浴びつつ、次に水風呂に入ると「最近のストレスが吹っ飛んだ」。そのまま外にでれば、広がる景色はまさに大自然だった。
「都内のサウナもいいけど、水風呂から外に出たら大自然の中で椅子にだらっと座れるアブラサスホテルは最高でした。血流の行き来を感じるのがなんとも贅沢で……」
その後は夕食だったのだが、それがまた個性的だ。冷蔵庫に、あらかじめ下準備済みの食材とレシピが用意されている。自分たちで行うのは、焼く・煮る・燻すなど、最後の工程だけ。また30種類以上のスパイスも完備されており、いとも簡単に旬な食材を自分好みに味付けできて愉しい。
自分たちで持ち込んだお酒を飲みながら、ビジネスの話、プライベートな話、秘密の話、バカな話……。気か付けば、ベッドの上で朝を迎え、酔いが冷めた状態で新たにアイデアを出し合ったプロジェクトの話を詰めてから、1泊2日の合宿はお開きとなったのだった。
710平米の完全なプライベート空間での合宿は、今までの常識を超える体験だった。中庭には自由に犬も放てる。ビジネスでの活用にさることながら、家族や知人と特別な時間を過ごす使い方にも最適だ。
abrAsus hotel Fuji(アブラサスホテル 富士河口湖)
住所:山梨県南都留郡鳴沢村字飯塚1708-1
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