世界屈指の家具ブランドであるモルテーニを、キャンプで使う!? いや、流石にそれはない。この度、創業1934年の名門がローンチさせたアウトドアコレクションは、いわば屋内と屋外の境界をシームレスにすることがテーマ。庭やテラスなどでの使用が想定されたコレクションだ。

イタリアモダンデザインの父と称される、建築家・デザイナー・編集者のジオ・ポンティが手がけ、2016年にウォールペーパー・デザイン賞を受賞した名作。丸みを帯びたシルエットは、自然とも美しく調和する。[W120×H74(座面41)×D81㎝]¥1,123,300~(モルテーニ)
名作チェアを通じて薄れゆく、屋内と屋外の境界
モルテーニ初の試みとなる今回は、オリジナルのアウトドアコレクションの他、インドアコレクションの名作や復刻などがアウトドア仕様となって並ぶ。
紹介するのはアームチェアの「D.154.2」。1954年にヴェネズエラ・カラカスにあるヴィラ・プランチャートのためにデザインされた同チェアを、リサイクル可能なポリエステル製の防水ファイバーなどによりアウトドア仕様へと生まれ変わらせた。
さらに防水カバーも付属するというから、屋外への置きっ放しも安心だ。この数年で自然との距離が縮まった人は多いだろうが、さらに日常との共存を楽しんでみてはいかがだろう。
問い合わせ
モルテーニ・ダーダ東京 TEL:03-3400-3322