Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニーから小型ビジネスジェット機「HondaJet」の最新型としてアップグレードされた「HondaJet Elite II」が発表された。
プライベートジェットで日本の離島や奥地などどこへでもひとっ飛び!
アメリカ・フロリダ州オーランドで開催された世界最大のビジネス航空ショー、「ナショナル ビジネス アビエーション」(NBAA)。そこで小型ビジネスジェット機「HondaJet」の最新型「HondaJet Elite II」がお披露目された。
パフォーマンス面では、燃料タンクの拡張および最大離陸重量の増加により、航続距離を1,547ノーティカルマイル(2,865km)に延長(従来のHondaJet Eliteから+204km)。また、機体構造の改良によりグランドスポイラー(主翼上面に装備され、着陸後の減速に使用される装置)を主翼に初搭載し、着陸時の機体ハンドリングと安定性を向上させた。その他にも、キャビン全体の静粛性や新しい自動化技術によって安全性にも磨きをかけ、快適な空の旅を実現。
室内デザインについても2種類の新インテリアデザイン(オニキス、スチール)が追加され、床材もカーペットのほかに木目調も選べるように。さらに、これまでも多彩な機体のカラーが用意されていたが、特別色「Black Edition」も新たに加わった。
この数年で働き方は大きく変わったが、未だに多くのビジネスパーソンを悩ませている移動の時間。時間を気にせず自由に使えるプライベートジェットがあればと思うが、おいそれと手が出せる値段ではない。しかし、ホンダではカーシェアリングのようにホンダジェットでもシェアサービスを始めるなど、プライベートジェットもより身近な存在になりつつある。空が移動の近道となる時代もそう遠くはなさそうだ。
問い合わせ
ホンダジェット ジャパン TEL: 03-5157-7509