せっかく手に入れたヴィンテージワイン、ようやく出会えたお気に入りのカクテルレシピ。ならば、グラスやシェイカーにもこだわりを。つくる、注ぐ、傾ける。その所作も、楽しみどころ。【特集「情熱の酒」】
1:バカラ
ブルゴーニュの名門にして、カリフォルニアワインの躍進を牽引する醸造家ジャン=シャルル・ボワセの監修によるシャンパンデカンタ。美しい球体に対して、まるでコルクを切り出したかのようなストッパーがアクセントに。同シリーズのシャンパングラスもまた、チューリップ型の美しいシルエットを楽しませる。
2:サンルイ
創業1586年というフランス最古、いやヨーロッパ最古のクリスタルメゾン。その威厳は、こんなシンプルなデザインにおいても示される。リズムを意味する〈カドンス〉の名を冠したコレクションは、デザイナーのピエール・シャルパンが描く水平線のようなデザインが見どころ。海を望みながらの一杯に、ぜひ。
3:アルマーニ / カーザ
ファブリック製のロールケースに入れて、持ち運びができるカクテルメイカー。シェイカー、バースプーン、メジャーカップ、ストレーナーがセットで、グランピングなどで本格的なカクテルをつくることができる。ケースだけでなくメジャーカップなどにもロゴがあしらわれ、ラグジュアリー感を楽しめる。
4:ラルフ ローレン ホーム
男心をくすぐる素材使いが実に魅力的。シェイカーやフラスクなどに採用されるカバーは、キャンバス×レザー。さらにキャップには真鍮を配し、経年変化も楽しむことができる。サンドブラストでらしさを滲ませるリードフリークリスタルグラス然り、キャビネットの中ではなく外に出して眺めたくなる。