香り、髪に続き、男のマナーとなりつつあるのが、ムダ毛処理である。クリニックの最先端医療やハイスペックな最新ホームケアアイテムで整えたい。今回は、メンズケアクリニック新橋院の本庄作蔵ウィリアム先生に最近の医療脱毛事情を聞いた。【特集 男の美容最前線】
ムダ毛のない清潔感が男を格上げ
今や30代、40代、さらにその上の世代にも脱毛ニーズが高まっている。
「以前は脛(すね)など足の脱毛が多かったんですが、最近はVIOの脱毛を希望される方が増えています」と驚くべき発言をするのは、メンズケアクリニック新橋院の本庄作蔵ウィリアム先生。
Vとは鼠蹊(そけい)部の毛量が多い部位。Iは陰嚢(いんのう)陰茎部分。Oはお尻の肛門周辺のことをいう。
「将来介護をされる際に、する側もされる側も負担なく、また清潔に保てるよう脱毛される方や、性交渉時の不快感軽減が理由の方も。毛量が減れば蒸れや匂いも気にならなくなります」
次いで多いヒゲ脱毛は、やはりシェービングによる肌トラブルや時間的な負担を減らしたい、さらに“おしゃれヒゲ”を美しく保ちたいという人が多い。
どの場合も「毛を完全になくしたい」「毛量を減らしたい」「◯◯部分を残したい」など、カウンセリングで相談が可能。
「脱毛すると日々の手入れの手間が格段に減るうえに、清潔感が増し、外見的にも気分的にもすっきりするはず。白髪になると黒に反応するレーザーが使えなくなるので、30代や40代など、毛が黒いうちに始めることを推奨します」
常に最新鋭の医療脱毛で艶のある肌へ
医療脱毛の最大のメリットは、認可の必要な出力の高いレーザー脱毛を行えるという点だけではない。常に最新の機器を採用し続けている点にある。
例えば、メンズケアクリニックで採用する熱破壊式の最新モデル、「ジェントルレーズPRO」では、黒い色素に反応し、特にヒゲなどの太くて濃い毛に対して毛の元となる毛母細胞をピンポイントで破壊する。脱毛の効果がアップしただけではなく、レーザー照射時に同時に出る冷却ガスの精度が上昇し、今までよりも痛みを軽減している。