ユニクロから発売中のフィットネスやスポーツをする際に最適な「SPORT UTILITY WAER」。なんでも、ユニクロが契約する錦織圭や国枝慎吾などのプロアスリートが試合などで着用している商品なのだそう。通常であれば、展示会に伺って触ったり、履いたりしてインプットするだけなのだが、今回の発表会はひと味違った。新作を体感すべく、江戸川区にあるパルクール施設へ向かった。
屋内パルクール施設「MISSION PARKOUR PARK TOKYO」
年齢を重ねるとともに、肉体的な無茶をするという機会は少なくなった。幼いころには高いところへ登ったり、飛び降りたりして周囲の大人をハラハラさせたものだ。身体を自由に、限界を考えずに扱う。そんな幼少期の衝動を取り戻すことになるとは、現場へ向かう我々はまだ知らなかったのである。
国内最大規模の屋内パルクール施設「MISSION PARKOUR PARK TOKYO」。2018年に出来たこの施設は、江戸川区の松江に存在する、非常に気になる施設である。
レクチャーにあたって、我々はユニクロの新製品を身につけた。着用したのはユニクロの新製品「SPORT UTILITY WEAR」シリーズ。驚いたのは着用した「ドライEXクルーネックT（半袖）」、「ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ」。汗だくになってもベタつかずにサラサラなのだ。伸縮性も抜群で動きやすい。まさに全身を使って思いっきり運動する人にはぴったりのウェアだ。上着として着用した「ポケッタブルUVカットパーカ（3Dカット）」は、肩まわりのゆとりが丁度よく、運動において全く邪魔にならない。そしてこれからの季節には嬉しいUVカット機能もついている。
パルクール集団monsterpk代表の YUUTAROUさんは、「ぼくらも、ユニクロの製品を着ています。エアリズムを着てパルクールをやって、汗かいたら公園の水道で洗って、濡れたまま着て自転車乗って乾かして。機能性抜群ですね」と話す。
今回は、そんなYUUTAROUさんからのレクチャーを受け、パルクールの基礎トレーニングを体験させてもらう。コーチはYUUTAROUさん、TENさんのお二人。YUUTAROUさんは、2018年のパルクールW杯にてスピード選手として出場、そしてパルクールの本場であるイギリスでの修行を経て、「MISSION PARKOUR PARK TOKYO」を設立した。TENさんは、様々な舞台でパフォーマーとして活躍している。
つまりは、ものすごい人たちなのだ。そんなすごい人たちからレクチャーを受けることが出来るという部分も、本施設の凄みのひとつ。「誰でも遊べる」というキャッチフレーズのとおり、身体の使い方の基礎から丁寧に教えてくれる。ただ技を磨き、練習するのではなく、日常的な身体の扱いを教わることができるのだ。
身体を自由に、限界を考えずに扱う体験
「まずは自分の身体がどれだけ思い通りに使えるかを知ってもらいましょう」とYUUTAROUさん。階段の手すりぐらいの鉄の棒の上で、片足で立ち、バランスをとり静止する。
「ではみなさんもやってみましょう」。
いやいやそれくらいはできるでしょう。と、自分も同じように、鉄棒の上で片足立ちする。
全然出来ない。すぐにふらついて、両足を着こうとしてしまう。目で見るより数段難しい。全身のバランスが悪くなっているということを身に染みて実感した。
「足だけでバランスをとろうとすると、やりづらいです。手を含めて、全身でバランスをとるようにしてみてください。余裕がある方は、そのまま歩いてみてくださいねー」
これは準備運動ですよー。と言わんばかりに、YUUTAROUさんは軽々と向こう岸まで渡り切ってしまう。悔しい思いをしながら、地道に練習を続ける。
やっとの思いで向こう岸にたどり着くことができた。だがバランスを完璧に取れているかは謎で、若干勢い任せに進んでいる感は否めないが、なんとかできた。
子供のころは、町のいたるところで同じようなことをしていたのに。何故出来なくなっているんだろう。
「大人になると、何か大事なことを忘れちゃうんですよねー」とYUUTAROUさん。
グサッときた。そういえば長年、全身を使って思いっきり自由に遊んでいない。そんな生活を続けている中で、バランス感覚はもちろん、純粋な好奇心すらも忘れていたのかもしれない。
「じゃあ次のセッションに移りますねー」
そこから、格好良く障害物を超えたり、3メートルはあろうかという高い壁を駆け上ったり、巨大なトランポリンで全身を使ったり。様々なセッションを受けた。
無我夢中に1時間半を過ごし、あっという間に終了の時間。気が付いたら全身がバキバキである。当然汗だく。全身が汗だくになったが、ベタベタと気持ち悪くはなく、肌はサラサラだ。
特筆すべきは今回着用させてもらった「エアリズムUVカットパフォーマンスサポートタイツ」。エアリズム素材が採用されているタイツで、もちろん速乾性がすごい。なにより肌触り、着心地が良く、前後左右の推進力を強くサポートしてくれるアイテムだった。こちらもUVカット機能付きで、肌をやさしく守ってくれる。
日中の1時間半で全身を使った我々は気持ちの良い汗をかいたとともに、童心を少し取り戻した。パルクールは「街中を縦横無尽に駆け抜け、精神と肉体を同時に鍛える究極のトレーニングカルチャー」。街中のモノのエネルギーを利用した、生活圏でのパフォーマンスであるからこそ、CMなどにも使用されることが多くなっている。パルクールは今後も目の離せないカルチャーなのだ。
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ユニクロ「SPORT UTILITY WEAR」についてはこちら
MISSION PARKOUR PARK TOKYO 内観
ジャケット ¥2,990 クルーネックT ¥1,500 タイツ ¥1,900 ショートパンツ ¥1,990（左）
クルーネックT ¥1,500 パーカ ¥3,990 ジョガーパンツ ¥2,990（右）
