十分に睡眠をとっていても身体がぐったりと重い。それは、細胞が衰えているせいかも!? 「ハイアルチ」の低酸素トレーニングなら、長時間の運動をしなくても細胞を活性化できるので、疲れにくい身体に鍛え上げることができる!今回、編集者・二本柳陵介が「ハイアルチ吉祥寺スタジオ」で、低酸素空間でのランニングを体験し、実際に汗を流してその効果を検証した。
数多くのプロアスリートが愛用する短時間トレーニング!
酸素が薄い高山で身体に負担をかけながら運動をすることで、短時間で効果的に肉体を鍛える「高地トレーニング」。その効果の高さから、海外のアスリート選手などに広く採用されているトレーニング方法だ。しかし、実際に高山を登ってトレーニングをするには多くの時間と費用がかかる。
そんな高地トレーニングを街中にいながらできるのが、高地トレーニングスタジオ「ハイアルチ」。独自技術でジム全体をすっぽり標高2,500mの高山と同じ “高地環境”にしているので、低酸素マスクなどを着用しなくても手軽にトレーニングが可能。30分のウォーキングで2時間分の運動に匹敵する効果が得られる。
「ハイアルチ」という名前は、「High Altitude(高地環境)」という言葉から取ったもの。酸素濃度が低い「ハイアルチ空間」で運動すると、人間の身体は環境に適応するために酸素を吸収しやすい体質に変化する。すると、細胞内のミトコンドリアが活性化され、持久力や筋力など身体のポテンシャルを最大限に広げることができる。
ウォーキングやヨガなどの軽い運動でも効果が得られる低酸素トレーニングは、個人の体力や目標に合わせたトレーニングメニューを設定できるので、主婦や学生にも人気。サッカー日本代表の槙野智章選手も、30分という短時間で効果的に身体を鍛え上げることができるので試合前のトレーニングに活用しているそう。
ハイアルチでは、トレーニングの前に脈拍と血中の酸素量を測る。専門知識を持ったトレーナーが、その日の体調を見てトレーニングメニューを決めるので、運動中に具合が悪くなる心配がない。また、運動中の血中の酸素量を示すSpO2値の変化を測ることで、低酸素トレーニングの効果をより実感できる。
この時、二本柳の血中の酸素濃度は99! これは、一般的な男性の正常な値だとか。ここで通常の空間での酸素量の変化を体感するために、30秒間ほど腿上げをして血中の酸素濃度を測る。リズムに合わせてすばやく足上げをする二本柳。苦しそうな顔で血中の酸素量を測るが、98とほぼ変化はない。通常の酸素濃度の空間では、プロのアスリートでも血中濃度を70~80まで下げるのはほぼ不可能といわれている。
まずは5分の軽いウォーキングからスタート! 歩くスピードを段々と上げていくことで、ゆっくりと身体を低酸素に慣らしていく。少し肌寒いくらいの室温に設定されている低酸素ジムは、呼吸が苦しくならず息がしやすいので快適。二本柳も余裕の表情で歩くスピードを上げていく。
低酸素ジムの酸素濃度は、標高2,700mの山と同じ15.1%くらいに設定されている。これは、富士山の7合目とほぼ同じ酸素濃度だ。ハイアルチの低酸素ジムは、独自の装置を使って酸素を減らす代わりに窒素を多くしているので、息苦しさを感じることがない。また、高山のように気圧が低くないため、激しい運動をしても高山病などの症状が出ることなく、安心してトレーニングを行える。
1分半が経過した時点で、血中の酸素濃度を測ると89にまで下がっていた。先程、通常の空間で膝上げをした時よりも遥かに低い数値だ。ハイアルチでは、安全のためトレーニングの途中にも血中の酸素濃度を測るので、酸欠などで体調を壊す心配がない。さらに、腕に付けた装置で計測した心拍数が大型モニターに表示されるため、トレーナーが体調の変化を確認しながらトレーナーの負担を調節してくれる。
5分間のウォーキングで、身体が低酸素空間になれてきたので、ここからは筋力を鍛えるランニングにチャレンジ! 疲れにくい肉体を築き上げるために、さらに身体を追い込んでいく。
【後編につづく】
『ハイアルチ 吉祥寺スタジオ』
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1‐17‐18 三角ビルB1階
TEL:0422-22-7885
営業時間:平日10:00〜22:00(最終受付時間:21:20まで)、土・日・祝10:00~19:00(最終受付時間:18:20まで)
予約方法:オンライン予約
https://highalti.site/
<月会費>
デイ会員:税別10,000円(月4回/平日10~17時/1店舗)
ウィークワン会員:税別12,000円(月4回/いつでも/1店舗)
スタンダード会員:税別16,000円(月6回/いつでも/1店舗)
プレミアム会員:税別19,000円(通い放題/いつでも/1店舗)
※1日2回の連続受講(30分×2枠の計60分)も可能。
※実業団や団体での利用もできる。