第2回「ダンヒル・ジャパン・カップ」が、去る2026年5月12日、茨城県・イーグルポイントゴルフクラブで開催された。

英国紳士文化の薫り漂う特別なゴルフ時間
英国を代表するラグジュアリーメゾン主催の当大会は、ゴルフを愛する人々が集い、交流し、豊かな時間を共有する場。晴天となったこの日も多くのエグゼクティブが集結し、フェアウェイには、ビジネスの第一線で活躍する者同士だからこそ生まれる品格ある空気が漂っていた。
この日のフェアウェイをさらに特別なものにしたのが、レジェンド的存在の藤田寛之プロと、日韓で絶大な人気を誇った元女子プロゴルファーのイ・ボミさん。勝負の世界を知り尽くしたふたりが語ったのは、「余裕」や「楽しむこと」の価値だった。
藤田プロは、競技人生の大半を“勝つこと”に費やしてきたが、50歳を過ぎて船舶免許を取得し、釣りやクルージングも楽しむようになったという。「人生はゴルフだけではない」。
その気づきが結果を追い続けるだけでは得られない視野を与えてくれたと語る。一方で、イ・ボミさんは、「朝の芝の匂いが大好き」と話す。現役引退後は、スコアではなく、空や雲の美しさを感じながらゴルフを楽しむ時間を大切にしているという。
ビジネスもゴルフも、自分との対話の連続だ。勝負し続けることは大切だが、その先にある人との縁や心の余裕こそが人生を豊かにする。英国紳士文化が大切にしてきたのはそんな成熟した時間の価値かもしれない。






