4大メジャーのひとつであり、今年で記念すべき150回目を迎えた全英オープン。ロレックスはそのパートナーとして、長年にわたり同大会をサポートしてきた。ゴルフが持つ伝統と歴史をともに守り続ける、ロレックスの功績をたどる。
ロレックスとゴルフの強固な絆とは
プロ・アマ問わず、ゴルファーならば誰もが憧れるゴルフの聖地、セントアンドリュース オールドコース。この地で2022年7月、第150回となる全英オープン(THE OPEN)が開催され、人口2万人にも満たない小さな街に、1週間で約30万人ものギャラリーが世界中から詰めかけた。
全英オープンの第1回大会が行われたのは1860年、日本はまだ江戸時代だった。その頃から既にゴルフのトーナメントが行われていたことに、改めてゴルフの歴史の長さを感じさせられる。そんな全英オープンで1981年からオフィシャルタイムキーパーを務めているのが、ロレックスだ。ロレックスとゴルフとの関わりは古く、その始まりは’67年に「ゴルフの王様」ことアーノルド・パーマーと、ゴルファーとしては初めてパートナーシップを結んだことに遡(さかのぼ)る。その後、パーマーのよき友人でありライバルでもあったジャック・ニクラウス、さらにはゲーリー・プレイヤーが続き、このゴルフ界の“ビッグ3”とのパートナーシップが、ロレックスとゴルフとの関係を確固たるものへと押し上げたのだ。
以後、ロレックスは50年以上もの長きにわたり、トム・ワトソンやタイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、ジャスティン・トーマス、ジョーダン・スピースなど、歴史的プレーヤーや将来有望な若手プレーヤーたちを支援してきた。 ロレックスは彼らのように才能に溢れ、情熱と向上心を持つスポーツ選手やアーティストを「テスティモニー」と称して支援しているが、それはいったいなぜなのか。
その背景には創立者、ハンス・ウイルスドルフの哲学がある。20世紀初頭、ウイルスドルフは時計製造の世界において、その可能性の限界に挑んでいた。’26年に発表した世界初の防水腕時計「ロレックス オイスター」はその挑戦の所産である。比類なきパイオニア精神や、常に完璧を求める姿勢は今なおロレックスに息づいており、同じ価値観を共有する「テスティモニー」と揺るぎない絆を築いていくこととなった。
松山英樹も「テスティモニー」のひとりで、2014年からアメリカPGAツアーを主戦場として戦い、’21年にはアジア人初となるマスターズ制覇。自らの限界を乗り越えるべく、謙虚に研鑽(けんさん)を積み、前人未踏の道を歩き続けるその姿は、ウイルスドルフの理念に重なる。
世界中の人々が愛するゴルフというスポーツの品位と伝統、歴史に敬意を表し、4大メジャーをはじめとする最高峰の大会、プロツアー、国際組織にいたるまで幅広くサポートするロレックス。ロレックスは常に卓越性の追求、絶対的なものへの探求、そして独創的なアプローチを続けてきた。長い歴史のなかで培ってきたのは時計製造の技術だけではなく、すべての活動を支える「パーペチュアル=永続」の精神だ。これからもロレックスは“パーペチュアルなパートナー”としてゴルフとともに歩み続け、挑戦を続けるプレーヤーたちと同じ時間を刻んでいく。
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