スニーカーで希少⽣物への理解と保護の啓蒙をはかる「REDLIST」というブランドをご存じだろうか?
コンセプト・デザイン・履き心地。三位一体のプレミアムスニーカー
朱鷺(とき)、スマトラタイガー、フキヤガマの共通項は?と聞かれてピンとくる人は、そう多くはいないだろう。これらはすべて、国際自然保護連合が作成した、絶滅のおそれがある野生生物のリスト「レッドリスト」に掲載されている絶滅危惧種の動物である。
2023年1月、このレッドリストと同じ名を冠するスニーカーブランド「REDLIST」が誕生した。REDLISTが掲げる目標は、スニーカーを通し、次世代につなぐべき絶滅危惧種の保護を啓蒙すること。その第1弾としてリリースされたのが、先述した日本の代表的な絶滅危惧種である「朱鷺(トキ)」、インドネシア⽣息の「スマトラタイガー」、コロンビア⽣息の「フキヤガマ」の3種類にインスパイアされたスニーカーなのである。
SDGsの思想が浸透しつつある昨今において、売り上げの一部が環境保護のために実施するクリーン活動に充てられるというブランドコンセプト自体に共感し、購入しようという思いに駆られるのも事実であるが、これらのスニーカー、実は、ファッションアイテムとしても非常に優れていることに注目したい。
まず見逃せないのが、その履き心地。REDLISTを手がけるフリックフィット社は、⾜と靴の内⼨の3D計測技術を展開する会社。そのノウハウを活かし、1万⼈以上の足のデータを参考にして木型を作成、開発に2年を費やし完成させたというオリジナルのソール部分は、フィット感が抜群。特徴的なミッドソールは近未来的な⾒た⽬だけでなく、クッション性も兼ね備えている。アッパー素材は、厳選したストレッチ⽣地、ニット、TPUなど5つの素材を組み合わせることで伸縮性とホールド感を実現しているという。
そしてデザインを手がけたのは、シューズブランド「FlowerMOUNTAIN」の太⽥圭輔。2015年にアーバンアウトドアをコンセプトに同ブランドを立ち上げると、ハンドメイドによる高度な技術と独創的なデザイン、タウンユースやアウトドアにもフィットする機能性を備えたプロダクトの評判は瞬く間に広がり、KITH、Slam Jam、OFFSPRINGといった世界屈指のスニーカーブティックや一流バイヤーが熱視線を注ぐ存在になった人物だ。REDLISTにおいても、3種の動物の特徴を、個性的でありながら上品、シックでありながらワンポイントになるという、唯一無二のデザインに落とし込んでいる。
REDLISTの取り扱いは、オンラインショップもしくは、同ブランドハウスにて実施。ブランドハウスは予約制のため、公式LINEアカウントから問い合わせを。
また、2023年2月15日(水)~2月20日(月)の期間、阪急メンズ東京の1階にある「MAIN BASE」にてポップアップストアがオープン。実際に手に取って、その唯一無二の存在感を確かめられる機会をお見逃しなく。
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フリックフィット pr@redli.st