シンボルとは、すなわち象徴。自身のスタイルやポリシーを、誇示するためのものだ。昨今、デカロゴ然りシンボリックなデザインが目立つが、プラダが2022年に新たに掲げたそれは、印象的にしてどこか奥ゆかしい。その名も、「プラダ シンボル」。
ボディは、厚手でハリのあるジャカード織り。無論レザーと比べると軽いが、いざ手に取るとタフさを滲ませる。内ポケットはオープンとジップ仕様にて各ひとつずつ用意され、さらにキーリングも施される。W45×H34×D15㎝。¥500,500[予定価格]（プラダ）
プラダのシンボルをあしらった、アイコニックな大人のトートバッグ
1913年に創業者マリオ・プラダによって生みだされたトライアングルロゴを、ジオメトリックなパターン柄として、2022年のSSシーズンより新たに打ちだした。
トライアングルを連続的かつ総柄であしらったその姿は、一見して実にアイコニック。それでいて、ジャカード織りによる表現は、意外にもシックな印象を受ける。存在感がありながらも上品。この両立は、あざといロゴブームとは一線を引きたい大人の選択肢として有力となることは間違いない。
今回紹介するトートバッグは、2023年SSメンズコレクションの新作となる。総柄に加えてハイコントラストなカラーリングだが、決してこれ見よがしじゃない。
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