装いの洒脱さはバランスで決まる。そのカギとなるのが、アクセントやポイントとしてバランスに強弱をつけるファッション小物だ。そこでスタイルの基調となるカラー別に、洒脱な小物使いを伝授。服を引き立て、贈っても喜ばれる、使える小物=隠れた主役が揃った。
ブラックスタイルにはモードなブラックで統一する
ココ・シャネルがフォーマルから解き放って以来、ブラックはモードを象徴するカラーとなった。100年近く経ついまもそのイメージは不変であり、アクセサリーも黒に統一し、モードテイストを引き立てたい。装飾性を削ぎ落とした端正なデザインもポイントだ。
BOSTON SUNGLASSES
右:¥44,000(ペルソール/ルックスオティカジャパン カスタマーサービス TEL:0120-990-307) 中:¥31,900(フォーナインズ・フィールサン/フォーナインズ TEL:03-5797-2249) 左:¥68,200(トム フォード アイウエア/トム フォード ジャパン TEL:03-5466-1123)
目元で整えるモードとクラシックのさじ加減
モード系のスタイルは、トゥーマッチにならないようにするのが洒脱にまとめる秘訣となる。ゆえにサングラスなら主張性の強いティアドロップ系ではなく、クラシックがベースのボストンシェイプにしたい。モードに振り切らず、クラシックさを残すことで、大人らしさにもつながるのだ。
RECTANGULAR WATCH
右:クオーツ、SSケース、縦34.6×横26.7mm。¥544,500(シャネル/シャネル カスタマーケア TEL:0120-525-519) 上:クオーツ、SSケース、縦53×横31.5mm。¥242,000(トム フォード タイムピース/トム フォード ジャパン TEL:03-5466-1123) 下:自動巻き、ザリウムケース、縦53.8×横35.8mm。¥2,805,000(ハリー・ウィンストン/ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション TEL:0120-346-376)
ブラックと直線的デザインにモードが薫る
モードメゾンが提案するものでなくとも、モードスタイルにマッチする腕時計はある。そのひとつがレクタンギュラー(長方形)ケースのモデルだ。直線的なデザインに加え、ブラックのストラップがストイックなモードテイストを演出。文字盤は黒か白、ケース素材はシルバートーンがベターだ。
MINI CROSSBODY BAG
右:H16×W22×D6cm。¥258.500[予定価格](プラダ/プラダ クライアントサービス TEL:0120-45-1913) 中:H13×W20×D3.5cm。¥242,000(ディオール/クリスチャン ディオール TEL:0120-02-1947) 左:H12×W16×D4cm。¥133,100(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク TEL:03-6384-3512)
旬のバッグにして軽快なモードアクセント
今季トレンドにもなっているミニサイズのクロスボディバッグは、実用性よりもアクセントとしての有用性が注目されているアイテム。なかでもオールブラックのものは、モードテイストのアクセントを装いに加えてくれる。装飾性を省いた、直線的なデザインのものならその効果も増大する。
PLATFORM LOAFER
右:¥114,400(ジミー チュウ TEL:0120-013-700) 中:¥115,500(サンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ/サンローラン クライアントサービス TEL:0120-95-2746) 左:¥107,800(フェンディ/フェンディ ジャパン TEL:03-3514-6187)
スニーカー感覚ながらも新鮮な足元を演出
世界的流行中のスニーカーのネクストシューズとして、今季いくつかのメゾンが提案している厚底タイプのローファー。スニーカー感覚で履きながら新鮮な足元を演出できるのが魅力であり、そのボリューミーな存在感はモードなアクセントにもうってつけだ。なかでもクラシックさのあるブラックレザーのものがベスト。
ブラック×ブラックで際立つエッジィなモードスタイル
ブルゾン¥611,600、セーター¥110,000、パンツ¥159,500、バッグ[H15×W23×D5cm]¥269,500(すべてボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン TEL:0120-60-1966) サングラス¥57,200(アイヴァン 7285/アイヴァン 7285 トウキョウ TEL:03-3409-7285) 時計[手巻き、SSケース、縦45.6×横27.4mm]¥787,600(ジャガー・ルクルト TEL:0120-79-1833) 靴¥217,800(ジョンロブ/ジョン ロブ ジャパン TEL:03-6267-6010)