2021年にブランド誕生40周年を迎えたエンポリオ アルマーニ。日本では9月24日よりデジタルキャンペーン「THE WAY WE ARE」がスタート。他にも周年を記念した回顧展の開催や「EMPORIO ARMANI MAGAZINE」復刻版の刊行など、まさに40周年を祝うニュースが目白押しだ！
「THE WAY WE ARE」をタイトルに掲げたデジタルキャンペーン
俳優、モデル、メイクアップアーティスト、文筆家らが登場
ブランド誕生の地であるイタリア・ミラノではあらゆる角度からエンポリオ アルマーニの40周年が盛り上げられているが、ここ日本でも「THE WAY WE ARE」をタイトルに掲げたデジタルキャンペーンを展開している。1981年のブランド誕生時にはまだ生まれてもいない7名の若者が登場。俳優、モデル、メイクアップアーティスト、文筆家など、それぞれのバックグラウンドを持つ、いずれも「大都会東京で今を生きる」若者たちである。
それぞれがエンポリオ アルマーニの21-22秋冬コレクションから2ルックを着用し、静止画とムービーで公開。また、7人は個人のアイフォンや使い捨てカメラを用いて「今を切り取る」ことにチャレンジし、切り取られた「今」は、ムービーの中に収められている。
公開日となった9月24日は、窪塚愛流（俳優）、MIU （モデル）、YAMATO（モデル）、中島沙希（モデル）が登場。10月4日には、南部桃伽（メイクアップアーティスト）、竹内唯人（アーティスト・歌手）、シャララジマ（モデル・文筆家）が出演予定となっている。「THE WAY WE ARE」特設サイトはこちら。
ミラノでは体験型のエキシビションを開催
ブランドの誕生地であるミラノでは、9月24日からジョルジオ・アルマーニ氏が自らキュレーションした展覧会「THE WAY WE ARE」を開催。エンポリオ アルマーニの精神をユニークな体験に変え、革新的で世界中を駆け抜けるブランドの40年をノスタルジックでない方法で振り返っている。
この展覧会は、空間を360度取り囲むように構成されており、まさに体験型のエキシビションとなっている。ジョルジオ・アルマーニ氏は、回顧録開催にあたりこう語っている。
「エンポリオ アルマーニは1981年に誕生しましたが、それは時代のはるか先を行くものでした。私はこのブランドを、新しいトレンドととらえ、すべての人にファッションを紹介する実験的なラインと考えていました。誰もが何かを見つけ、それを自分なりに解釈して自分のものにすることができるコンテナです。今日では、私のスタイルのコンセプトをダイナミックに表現しており、今でも、個性とコミュニティ、研究と自由という初期の精神を失っていません。エンポリオ アルマーニは、常に現代の世界にしっかりと根ざしたブランドであり、大都市のエネルギーと活力を反映し、そのビートを捉え、服、アクセサリー、アイデアで構成された体験を提供しているからです」
ジョルジオ・アルマーニ氏
さらに、エンポリオ アルマーニ マガジンが記念の特別号として「THE WAY WE ARE」を発刊する。2017年にロンドンで開催されたファッションショーの際に発刊された19号目に続き、今作は20号目。過去の号と同じく、総監修はジョルジオ・アルマーニ氏。その妹、ロザンナ・アルマーニ氏が出版指揮をとっている。グラフィックデザインはクリストフ・ラドル氏、編集全般を岩倉一憲氏、アントニオ・ モスコジューリ氏がクリエイティブコンサルタントとしてかかわっている。9月下旬以降、 日本では代官山蔦屋書店で販売予定だという。
エンポリオ アルマーニ マガジンの特別号「THE WAY WE ARE」で使用された写真
9月23日夜には、エンポリオ アルマーニ 2022春夏メンズコレクションがウィメンズとの合同ショーとして3シーズンぶりに観客を入れたライブスタイルで開催。新作コレクションのショー会場のモニターには「40YEARS」の文字が大きく映し出され、 周年を記念するお祝いムードが漂った。日本でも大都会の今を生き抜く若手を起用するなど、常に新たなトレンドを取り入れ、時代を乗り越えてきたエンポリオ アルマーニからこれからも目が離せない。
2022春夏メンズコレクション
問い合わせ
エンポリオ アルマーニ／ジョルジオ アルマーニ ジャパン TEL:03-6274-7070
