3月19日(金)から5月16日(日)まで、ルイ・ヴィトンが160余年におよぶメゾンの歴史を旅するエキシビション「LOUIS VUITTON &」を原宿のjingで開催。ファンならずとも必見のエキシビションだ。
ファン垂涎の歴代レアコラボを一挙公開
そのタイトルは「LOUIS VUITTON &」。つまり、「ルイヴィトンと○○」。この展覧会ではルイ・ヴィトンが長い歴史の中で行ってきた稀代のアーティストとのコラボレーションを一堂に紹介する。
巨大な「L」と「V」と「&」の文字が浮かぶ会場は、10の没入型スペースで構成。館内に入ると、まず展覧会の序章「クリティカルポイント」が現れる。これは日本人アーティスト・池田亮司によるマルチメディア ・ インスタレーション。来場者はここで、ルイ ・ ヴィトンのすべてのアーティスティックなコラボレーションが追求する、唯一無二の創造性を体感する。
最初の部屋は、著名なヤンペイミンとアレックス ・ カッツ、そしてデジタルアーティストのレフィック ・ アナドルによる創業者ルイ・ヴィトンの肖像画を展示。メゾンの原点ともいえるトランク製作に触れ、ルイ・ヴィトンに受け継がれる真髄(こころ)を知る。
そして、次から様々なアーティストとのコラボレーションの歴史を巡っていく。最初に再現されたガストン-ルイ・ヴィトンによる著名なウィンドウ・ディスプレイが来場者をお出迎え。メゾンが 考案したアイコニックなトランクやラゲージと並んで、2つのカテゴリーからなる初期のアーティスティック・コラボレーションを紹介する。
続いて80年代の終わりから開始したテキスタイルシリーズのコラボレーション、世界有数のデザイナーにアイコンの再解釈を依頼したクラシカルなバッグ群、ダミアン・ハースト、スティーブン・スブラウス、ジェフ・クーンズなど世界の現代美術界を牽引するアーティストにより、日常的に持ち歩けるアート作品に姿を変えたバッグやラゲージが並ぶ。いずれも発売時、世のファッション好きの間で大きな話題となったアイテムたちだ。
その次からは日本人アーティストとのコラボレーションを展示。草間彌生、村上隆から川久保玲、藤原ヒロシ、NIGO®まで、先見性に富み、国際的に活躍するアーティストに敬意を払い、彼らとメゾンとのクリエイティブな交流を振り返る。
なお、会場には建築家 ・ 菅原大輔のデザインによるギフトショップも併設。厳選されたルイ・ヴィトンの小物をはじめ、「ギフティング」コレクション、テキスタイル、ファッション、ホーム&スポーツアクセサリー、フレグランス・コレクションのほか、メゾンの多彩な書籍を販売する。なかでもこのショップでのみ発売されるルイ・ヴィトンの人気マスコット「ペチュラ ミニ」や限定のカードケースは、絶対に手に入れたいアイテムだ。さらに、購入したアイテムのパーソナライゼーションでは、新たに8色が加わったイニシャルホットスタンピングに加え、香水ボトルへの刻印もできる。
ルイ・ヴィトンが標榜する「伝統と革新」。それはサヴォアフェール(匠の技)と、パイオニア精神あふれるイノベーションに他ならない。その見事な融合こそが、ルイ・ヴィトンをルイ・ヴィトンたらしめている。それは、この展覧会に来ればきっと理解できるはずだ。
LOUIS VUITTON &
会場;東京都渋谷区神宮前6-35-6 jing
会期:3月19日(金)〜5月16日(日)予定
時間:10:00〜20:00(最終入場19:30)
料金:無料
※要事前予約。予約はこちら