ENTERTAINMENT

2023.08.30

SBIホールディングスCEOが人生観を学んだ本とは? トップリーダーたちの座右の書3選

先が見えない今の時代、頼りになるのは蓄積されてきた知識や智恵、心の糧。本を読むということは、正にそれらを学び、得ることなのである。そこで、ゲーテでは各界の最前線で活躍するエクセレントカンパニーのビジネスリーダーたちに座右の書を教えてもらう大アンケートを実施。壁にぶつかったとき、プレッシャーにおしつぶされそうになったとき、大きな決断に迫られたとき……、彼らの仕事に、人生に大きな影響を与えた、とっておきの本を公開する。※GOETHE2009年7月号掲載記事を再編。掲載されている情報等は雑誌発売当時の内容。

SBIホールディングス 代表取締役社長 北尾吉孝の座右の書3選 

1.人生の指針となった座右の書
『論語』

短い言葉の中に、物事の真理が隠されているのが『論語』の魅力。何か問題に直面しているときや決断をしなければいけないときなどに捲ると、目の前がパッと開けてくるようなヒントを与えてくれる。

2.仕事に大きな影響を与えた本
『修身教授録』森 信三

本書を最初に読んだときの感動は今でも忘れられない。本書には「二度ない人生をいかに生くべきか」という人生の根本問題が書かれている。自分の信念が揺らぐときに本書を読めば、さまざまな煩悩から離脱できる。 

3.不況の今だからこそ読んでおきたい、部下に読ませたい本
『菜根譚』洪自誠、今井宇三郎訳注

中国古典の一つ『菜根譚』は、儒教・道教・仏教の思想を融合させた洪自誠の傑作の書であると思っている。処世訓を著したもので、人生のさまざまな局面に関してのアドバイスを提示してくれる。

北尾吉孝/Yoshitaka Kitao
1951年兵庫県生まれ。SBIホールディングス 代表取締役 執行役員 CEO。'74年慶應義塾大学経済学部卒業。同年、野村證券入社。'95年に孫正義社長の招聘により、ソフトバンク常務取締役を務める。2005年より現職。被虐待児を救済する「SBI子ども希望財団」を設立するなど、社会福祉活動にも力を注ぐ。

TEXT=ゲーテ編集部

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2025年6月号

楽園アイランド・ホテル

ゲーテ2025年6月号表紙

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2025年6月号

楽園アイランド・ホテル

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ6月号』が2025年4月24日に発売となる。今回の特集は、ゲストを非日常の世界へと誘う“楽園アイランド・ホテル”。表紙には、小栗旬が登場。自身が所属する芸能事務所、トライストーンの大運動会や役者論について語る。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

GOETHE LOUNGE ゲーテラウンジ

忙しい日々の中で、心を満たす特別な体験を。GOETHE LOUNGEは、上質な時間を求めるあなたのための登録無料の会員制サービス。限定イベント、優待特典、そして選りすぐりの情報を通じて、GOETHEだからこそできる特別なひとときをお届けします。

詳しくみる