CAR

2022.01.09

アバンギャルドなディテールを随所に配置! アートなクルマ「Arteon」

Arteon

© 2021 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / ARS, NY & JASPAR、Tokyo E4479 所蔵:公益財団法人アルカンシエール美術財団/原美術館コレクション
世界で最も有名なポップアートのひとつであるアンディ・ウォーホルの「キャンベルスープ缶」シリーズ。シルクスクリーンによる作品がよく知られるが、こちらはスチールで作られた大型缶に、コロラド州立大学の学生達が図柄を描き、作家本人がサインすることで完成した、世界に3点しかない作品のひとつ。群馬県渋川市の原美術館ARC(www.haramuseum.or.jp)に屋外展示されている。その脇に東京からドライブしてきたVW「アルテオン シューティングブレーク」を置く。フロントからリアまで流麗なフォルムが特徴だ。

車名に“ART”を使ったその意味

ドイツ語で「国民のクルマ」を意味するフォルクスワーゲン(VW)。社名のとおり、創立から一貫してビートルやゴルフといった国民車を生産し、どのモデルも高性能かつ実用的な点が世界中で支持されてきた。

そんなVW史において、現在のラインナップで異彩を放っているのがこの「アルテオン」だ。

ワイドに広がったラジエターグリル、そのグリルと一体化したヘッドライトユニット、左右のフェンダーにまで回りこんだエンジンフードなど、アバンギャルドなディテールを随所に配置。車名からして〝ART〞を含めた造語である。VWがここまでスタイリング・オリエンテッドなモデルを世に問うたことはない。

しかし、だからといって人々がVWに期待する実用性、例えば広い室内空間などを損なってはいない。もちろん高い動力性能も。アルテオンデビュー当時のチーフデザイナーのクラウス・ビショフ氏は「人々の感性と理性に同時に訴えかけた」と語る。

アルテオンはいうなれば、毎日触れられるアートなクルマなのだ。
Arteon


フォルクスワーゲン
アルテオン シューティングブレーク
TSI 4MOTION エレガンス

上質さと機能性を兼ね備えたインテリア。加減速や車線中央維持をアシストする先進運転支援システムが備わる。ボディサイズ:全長4870×全幅1875×全高1445mm、エンジン:2.0ℓ 直列4 気筒DOHCターボ、最高出力:200kW/272PS、駆動方式:4WD。¥6,545,000~

問い合わせ
フォルクスワーゲン カスタマーセンターTEL:0120-993-199

TEXT=塩見 智

PHOTOGRAPH=五月女幸希

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