車名に“ART”を使ったその意味
ドイツ語で「国民のクルマ」を意味するフォルクスワーゲン(VW)。社名のとおり、創立から一貫してビートルやゴルフといった国民車を生産し、どのモデルも高性能かつ実用的な点が世界中で支持されてきた。
そんなVW史において、現在のラインナップで異彩を放っているのがこの「アルテオン」だ。
ワイドに広がったラジエターグリル、そのグリルと一体化したヘッドライトユニット、左右のフェンダーにまで回りこんだエンジンフードなど、アバンギャルドなディテールを随所に配置。車名からして〝ART〞を含めた造語である。VWがここまでスタイリング・オリエンテッドなモデルを世に問うたことはない。
しかし、だからといって人々がVWに期待する実用性、例えば広い室内空間などを損なってはいない。もちろん高い動力性能も。アルテオンデビュー当時のチーフデザイナーのクラウス・ビショフ氏は「人々の感性と理性に同時に訴えかけた」と語る。
アルテオンはいうなれば、毎日触れられるアートなクルマなのだ。
フォルクスワーゲン
アルテオン シューティングブレーク
TSI 4MOTION エレガンス
上質さと機能性を兼ね備えたインテリア。加減速や車線中央維持をアシストする先進運転支援システムが備わる。ボディサイズ:全長4870×全幅1875×全高1445mm、エンジン:2.0ℓ 直列4 気筒DOHCターボ、最高出力:200kW/272PS、駆動方式:4WD。¥6,545,000~
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フォルクスワーゲン カスタマーセンターTEL:0120-993-199