徹底的に水にこだわった究極の食パンを提供する高級食パン専門店として、2018年の第1号店のオープン当初から話題となった「銀座に志かわ」。全国に100店舗以上を展開し、今なお開店前から行列が絶えない超人気店だ。
贅沢な和の素材に囲まれた「銀座に志かわ」
「銀座に志かわ」が2022年10月、渋谷の幡ヶ谷に新たにTOKYO 幡ヶ谷店の営業を開始。より高級志向を追求しつつ、地域社会ともつながるべく店づくりを展開している。
売り場であると同時に街に開かれた集いの場となるように設えた店内は、和風の中庭をモチーフに、数寄屋の建物や水景を取り入れて風雅な雰囲気に仕上げた。
暖簾をくぐり茶室を横目に石橋を渡ると、奥には弁柄色の漆喰で磨き上げられたカウンター。他にも滝や水車、竹垣など空間全体が和の贅沢な素材・質感に包まれている。
近年、再開発が活発な幡ヶ谷。その街との共存共栄を目指す高級食パン専門店は、幡ヶ谷の新たなランドマークとなるに違いない。