最短記録で梅雨明けし、早くも猛暑が続く2022年。ここまで暑いと食べたくなるのが、夏の風物詩・かき氷だ。一時の大ブームが定着し、各所で趣向を凝らしたかき氷が提供されているなかから、独自の目線で気になるかき氷をピックアップ。
アマン京都|国産マスクメロンを丸ごと使用!
京都・洛北の森の庭に佇むアマン京都。ここの夏の風物詩が、エグゼクティブペストリーシェフ松尾浩幸氏の「マスクメロンのかき氷」だ。
国産マスクメロンを丸々ひと玉、贅沢に使用。メロンをくりぬいた器に、マスクメロンと濃厚な味わいの赤肉メロンのメロンボールを並べ、その上には軽やかな甘さの和三盆のクレームシャンティをトッピング。メロン果汁100%のジュースを凍らせ削った氷の中には、タヒチ産バニラのアイスと赤肉メロンボールが潜んでいて、ひと口頬張れば、メロンを丸ごと食べているような芳醇な香りとジューシーな甘さに包まれる。
半分ほど食べた後にシャンパーニュを注ぎ、極上のフロートとしても楽しめるという、こちらのかき氷。気になるお値段は、ソフトドリンク付きは8,000円、シャンパーニュ付きは9,500円。これぞまさしく、大人のためのかき氷である。
問い合わせ
アマン京都 TEL:075-496-1335(レストラン予約、9:00〜18:00)
神宮前 らかん・果|糖質10g 以下の健康志向なかき氷
身体にやさしい食事や甘味を提供するカフェ & ダイニング「神宮前 らかん・果」に、期間限定で登場するのが「低糖質かき氷」。
その秘訣は、砂糖を使用せず、中国・桂林地方で生育するウリ科の果実で、極めて強い甘みを特徴とする羅漢果由来の自然派甘味料ラカントを活かしてつくった自家製シロップにある。これにより、糖質10g 以下に仕上げることが可能になった。また、羅漢果は古くから漢方の原料として親しまれ、原産地である桂林では「長寿の神果」と呼ばれる。抗酸化作用、糖尿病予防、アレルギー予防なども期待できるという。
提供されるのは3種類。福岡県八女産の抹茶を使用したほろ苦さが特徴の抹茶シロップに、生クリームとやさしい甘さに炊いた小豆を添えた「抹茶と小豆」、旬の白桃に檸檬の果汁を合わせ、甘酸っぱく仕上げると同時に、ごろっとした果肉の食感も楽しめる「白桃」、濃厚なエスプレッソに、自家製の練乳と生クリームをたっぷりとかけた大人な味わいの「珈琲と練乳」だ。身体をやさしく冷やしてくれる健康志向のかき氷。あなたのお好みはどれだろうか?
問い合わせ
神宮前 らかん・果 TEL:03-6447-1805