3月29日、2022年版「アジアのベストレストラン50」の授賞式がパレスホテル東京にて開催。アジアのトップに輝いたのは、東京の創作日本料理「傳」だった!
日本は11店がランクイン
2022年版「アジアのベストレストラン50」の発表はサプライズ満載のものとなった。
栄えある1位は東京の創作日本料理「傳」が獲得! 日本のレストランが1位を受賞したのは'13年の「NARISASWA」以来9年ぶりのことだ。
さらには「フロリレージュ」が昨年7位から3位へとランクアップ。そのほかにも「ラ・シーム」が6位、「茶禅華」が11位、「オード」が13位、「NARISAWA」が15位、「ラ メゾン ドゥ ラ ナチュール ゴウ」が36位だった。
また新たに「Villa Aida」が14位、「SÉZANNE」が17位、アジア最優秀女性シェフにも輝いた庄司夏子の「été」が42位、「チェンチ」が43位にランクイン。日本のレストランは合計で11店のランクインとなった。
1位に輝いた「傳」の長谷川在佑シェフは結果を受けて「まず率直に嬉しい。こういう状況のなかで、アワードを開催できたのも嬉しい」とコメント。さらに「自分ができることはお客さんに喜んでもらって、楽しい時間を作ること。それをチームのみんなが支えてくれたからこそ、僕はここにいる」と感謝の言葉を述べた。
アジアで1位となった今、次なる目標はコロナ後を見据えている。
「コロナが終わったら、日本に来る人が増えると思う。『傳』はもちろんですが、友達のレストランなどにも来てもらえるよう、少しでも多くの海外の人を日本に呼びたい」と抱負を語った。
2022年版「アジアのベストレストラン50」1-50位の受賞レストラン
(順位 店名、都市・国)
1位 「傳」、東京・日本
2位 「Sorn」、バンコク・タイ
3位 「Florilège」、東京・日本
4位 「Le Du」、バンコク・タイ
5位 「The Chairman」、香港・中国
6位 「La Cime」、大阪・日本
7位 「Sühring」、バンコク・タイ
8位 「Odette」、シンガポール・シンガポール
9位 「Neighborhood」、香港・中国
10位 「Nusara」、バンコク・タイ
11位 「茶禅華」、東京・日本
12位 「Fu He Hui」、上海・中国
13位 「Ode」、東京・日本
14位 「Villa Aida」、和歌山・日本
15位 「Narisawa」、東京・日本
16位 「Mingles」、ソウル・韓国
17位 「Sézanne」、東京・日本
18位 「Joo Ok」、ソウル・韓国
19位 「Ensue」、深圳・中国
20位 「Meta」、シンガポール・シンガポール
21位 「Masque」、ムンバイ・インド
22位 「Indian Accent」、ニューデリー・インド
23位 「Les Amis」、シンガポール・シンガポール
24位 「Caprice」、香港・中国
25位 「Blue by Alain Ducasse」、バンコク・タイ
26位 「7th Door」、ソウル・韓国
27位 「Mosu」、ソウル・韓国
28位 「Da Vittorio」、上海・中国
29位 「Sushi Masato」、バンコク・タイ
30位 「Onjium」、ソウル・韓国
31位 「Samrub Samrub Thai」、バンコク・タイ
32位 「Mono」、香港・中国
33位 「Gaa」、バンコク・タイ
34位 「Wing」、香港・中国
35位 「Ministry of Crab」、コロンボ・スリランカ
36位 「La Maison de la Nature Goh」、福岡・日本
37位 「Zén」、シンガポール・シンガポール
38位 「Logy」、台北・台湾
39位 「Ultraviolet by Paul Pairet」、上海・中国
40位 「Labyrinth」、シンガポール・シンガポール
41位 「Burnt Ends」、シンガポール・シンガポール
42位 「Été」、東京・日本
43位 「Cenci」、京都・日本
44位 「Cloudstreet」、シンガポール・シンガポール
45位 「JL Studio」、台中・台湾
46位 「Raan Jay Fai」、バンコク・タイ
47位 「Wing Lei Palace」、マカオ・中国
48位 「8 ½ Otto e Mezzo Bombana」、香港・中国
49位 「Megu」、ニューデリー・インド
50位 「Dewakan」、クアラルンプール・マレーシア