羊肉好きが歓喜するジンギスカンの注目店
全国の流通量が1%未満とも言われる国産の羊肉をはじめ、羊肉の魅力と可能性を伝え続けている『羊サンライズ』のオーナー関澤波留人さんが「飽くなき探究心にシンパシーを感じた」のが、昨年12月に麻布十番に2号店としてオープンしたばかりの『ジンギスカンYOSHIHIKO』。
店長の菊池佑太さんは「関澤さんにお会いしたことで羊肉を突きつめたいという気持ちがさらに高まった。牛肉は松阪や近江と銘柄で呼ばれるのに、なぜ羊はジンギスカンとひとくくりにされてしまうのかということにもずっと疑問を感じていたんです」と話す。
扱うジンギスカンの肉は北海道産や宮城県産など、国産羊のほかにアメリカ産コーンフェッドラムやオーストラリア産穀物肥育マトンも。個体や脂つきによってカットを変え、風味と食感がより引き立つようにして提供する。
塩でシンプルにその美味しさを堪能するのもいいが、福島県産のすりおろしりんごを使ったタレや郡山の農家から仕入れる玉ねぎの甘みがクセになる2種のタレで味わえば、ヘルシーな羊肉の美味しさがヤミツキになること間違いなしだ。
Jingisukan Yoshihiko
住所:東京都港区麻布十番2-5-1MANIVIA麻布十番6F
TEL:03-6434-0129
営業時間:17:30~翌1:00
定休日:日曜、祝日
席数:カウンター6席、テーブル8席、半個室2室(~4名)、
個室1室(~8名)
料金:アメリカ産コーンフェッド¥2,200ほか
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教えてくれたのは――
羊SUNRISE 関澤波留人さん
1982年茨城県生まれ。国内、オーストラリアの緬羊牧場を訪れながら信頼関係を築きあげ、2016年に麻布十番に『羊SUNRISE』をオープン。神楽坂店のほか『西麻布 串羊 羊サンライズ』も人気。