美食家好みのすっぽんや発酵食品は元祖ヘルシー食材。最近はヴィーガンなども味のレベルが急上昇。美味しくヘルシーな店を厳選した。
菜食主義でなくとも要注目! パンチのあるヴィーガン料理が食べられる「The Burn」
看板料理は炭火で香ばしく焼いた国産牛のステーキだが、米澤文雄料理長は修業時代にNYの三ツ星レストラン『Jean-Georges』でベジタリアン対応の技を磨いたため、野菜料理もお手のもの。昨年よりヴィーガン・メニューをスタートし、評判だ。
「カリフラワーステーキ カルダモンとアリッサ」は、野菜の食感と複雑なスパイスの香りが活きた、パンチのある味わい。
ビタミンを補給したい人には「ケールサラダ」も人気。ヴィーガン料理はコースでも楽しめ、ワインとの相性もなかなか。
The Burn
住所:東京都港区北青山1-2-3 青山ビルヂングB1
TEL:03-6812-9390
営業時間:11:30~15:00/17:30~23:00(日曜~22:00)
休業日:月曜、祝日
座席数:カウンター12席、テーブル68席
料金:ヴィーガンコース¥5,800~
詳細はこちら
コース1人前にすっぽん2匹分! すっぽん鍋の「喰切り 江ぐち」
すっぽんは必須アミノ酸と不飽和脂肪酸を豊富に含むうえ、低カロリー。滋養強壮によいとされ、美肌効果も知られる。そんなすっぽんを堪能できるのが『喰切り 江ぐち』のコース。
すっぽんの唐揚げと季節替わりの料理3品に続いて供される丸鍋は、すっぽんと酒と水で作ったスープのキレのある旨みが格別。ツバメの巣やフカヒレ、〆の雑炊には松茸やトリュフなどの季節の食材を追加するオプションも。コース1人前に使われるすっぽんは2匹分。食後は体中に活力が漲る。
喰切り 江ぐち
住所:東京都中央区銀座8-7-19-4F
TEL:03-5962-8589
営業時間:18:00~L.O.21:00
休業日:日曜、祝日(6~8月は土曜も休み)
座席数:カウンター9席
料金:コース¥30,000~
「星のや東京」で腸内環境を整える
発酵食品とフレンチの技法を融合した「Nipponキュイジーヌ~発酵~」は、宿泊客限定のディナーコース。ヒトの免疫細胞は約6割が腸に存在するため、発酵食品を摂って腸内環境を整えると免疫力アップ効果を期待できるとか。
前菜「五つの意思」は、五味(酸・塩・苦・辛・甘)を表した5種類の小さな料理の盛り合わせ。全品に味噌や麹など発酵食品が使われている。
夏のコースには「鰹の藁焼き ブーダンノワール」や「鮎のコンフィ」も供され季節感を満喫することができる。
星のや東京
住所:東京都千代田区大手町1-9-1
TEL:0570-073-066
営業時間:17:30~20:00入店
休業日:無休
座席数:テーブル4席、個室6室(2~4名)
料金:「Nippon キュイジーヌ ~発酵~」コース¥21,780(宿泊料別) ※要予約
詳細はこちら
気軽に低糖質メニューを楽しめる「神宮前 らかん・果」
中国・桂林で生育される“羅漢果(らかんか)”は、極めて強い甘みを持つウリ科の果実。その名を冠したカフェ&ダイニングで楽しめるのは、羅漢果由来でカロリーゼロの自然派甘味料「ラカント」を使い、糖質を抑えたメニューだ。
「ロカボコース」(要予約)は、糖質40g以下でありながらボリューム満点。おばんざい5種と野菜料理、主菜、〆の逸品、甘味の5品構成。〆の逸品は小丼、または魚介出汁ラーメンから選べる。アラカルトやテイクアウトメニューも充実しているので、気軽に利用したい。
神宮前 らかん・果
住所:東京都渋谷区神宮前3-7-8 ブレノワール青山ビル1F
TEL:03-6447-1805
営業時間:11:00~22:00
休業日:不定休
座席数:テーブル29席
料金:ロカボコース¥5,500~
詳細はこちら