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2020.06.28

なゆた|西麻布の隠れ家バー。1950〜’90年代に造られたシャンパーニュの余韻を楽しむ

毎年恒例のゲーテレストラン大賞「ゲーテイスト」。今回も秋元 康さん、小山薫堂さん、中田英寿さん、見城 徹の食を愛する4兄弟が集結、ここ1年のお薦めのレストラン(全52店)を教えてもらった。52店目は、見城が足を運ぶ、 オールドノンヴィンテージのシャンパーニュが揃う西麻布の紹介制バー。

なゆた

シャンパーニュの古酒と黒トリュフのピッツァの至福の味わいとは?

西麻布で見城が通う会員制のワインバーがある。名前は明かせないため、『u』としておこう。この店のワインセラーには、日本で1、2を争う極上のヴィンテージワインが眠っている。会員は30人のみで、会員とその同伴者しか入店を許されない極めて閉じられたバーだ。

しかしながら、「めくるめくワインの世界をもう少し広く知ってもらえたら」と考えたオーナーが昨年末新たにバーをオープンさせた。それが『なゆた』だ。

ここで楽しめるのは、主に1950〜’90年代に造られた、オールドノンヴィンテージ(以下NV)シャンパーニュ。「保存状態が極めていいNVの古酒がこれだけ揃っている店も珍しい」と見城。

NVゆえ、当然ヴィンテージの記載はないが、エチケットのデザインや色の違い、ボトルの形でリリースされたおおよその年代がわかる。

「エチケットを見て、これは’50年代だね、なんて話ができるようになったら楽しいね」(見城)

古酒ならではの黄金色の輝きと穏やかな泡。果実味は驚くほどまろやかで、長期熟成独特の酵母のニュアンスも感じる落ち着いた味わいだが、綺麗な酸は健在、余韻も長い。

「シュワシュワと立ち上る泡を見ながら高揚感を楽しむフレッシュなシャンパーニュと違い、こちらは食事の後にバーでゆっくり味わうにふさわしい」

値段は、グラスで3500〜5000円、ボトルなら2万5000円〜とのこと。見城曰く、「これを食べるだけでも行く価値がある」という黒トリュフのピッツァとともに至福の時間を過ごしたい。

トリュフをたっぷりスライスしたピッツァは絶品。

生地の上に黒トリュフを混ぜたクリームをのせ、さらにトリュフをたっぷりスライスしたピッツァは絶品。

イタリア製スライサー『BERKEL』。

イタリア製スライサー『BERKEL』を使用した生ハム、ジャンボン・ブランなども。

オールドNVシャンパーニュ。

オールドNVシャンパーニュ。エチケットやボトルの形状の違いでおおよその年代がわかる。

1870年など希少な年代のものも取り揃える。

NVのほか、ヴィンテージシャンパーニュ、ブルゴーニュを中心にした熟成ワインの他に、1870年など希少な年代のものも取り揃える。

1枚板が美しいカウンター。

1枚板が美しいカウンター。日本の伝統美を生かた心落ち着くインテリア。

Nayuta
住所:東京都港区西麻布4-11-25 モダンフォルム西麻布ビルパートIII 1F
TEL:050-5375-6498(紹介制)  
営業時間:20:00~翌3:00
休業日:日曜・祝日
座席数:席14席(個室あり)
https://www.instagram.com/nayutanishiazabu

※現在、バーの営業時間、休業日など記載の情報と異なる場合があります。ご来店時は事前に店舗へご確認ください。

TEXT=藤田実子

PHOTOGRAPH=鈴木拓也

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