懐深き日本料理素材の美味しさをもっともシンプルに引きだし、 心身に染みわたるように癒やしてくれる日本料理。日本の粋を感じさせてくれる正統派から革新派までとくとご覧あれ。
小山薫堂「かえしで作る天つゆが絶品」。厳選された食材の素材の味わいを楽しむ
小山 この店はぜひ、見城さんに行っていただきたくて。
見城 福山(雅治)じゃなく、俺?
小山 ええ。天ぷらと蕎麦の店なんですが、店主が静岡出身で。静岡の島田で16年お店をやっていて、去年、日本橋に移転してきたんです。
見城 それは知らなかった。でもまた、なんで日本橋?
小山 天ざる蕎麦は日本橋が発祥なので、東京でやるならここって決めていたみたいです。
![店主の鈴木利幸さん。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_pc_1ee9c16f2c69505ff33c1903b830e49c.jpg)
店主の鈴木利幸さん。夫婦二人三脚で店を切り盛りする。
秋元 〆に蕎麦が出てくるの?
小山 曽(ひい)お祖父さんの代から実家がお蕎麦屋さんを営んでいたそうです。食材も調味料も静岡県産のものを多く使っていて。
見城 行ってみたい!
小山 かえしで作る天つゆが、上品で美味しいんです。
見城 俺は、天ぷらは断然天つゆ派なの。だから、天つゆが旨い天ぷらの店っていうのはすごくそそられる。
秋元 僕も天つゆ派です。何がきっかけで知ったの?
小山 『SUGALABO』で『みかわ是山居(ぜざんきょ)』の早乙女さんとコラボレーションして天ぷらの会をやった時に、〆の蕎麦を出してくれたのが『蕎ノ字』のご店主だったんです。早乙女さんがすごく可愛がっていて。
![太刀魚の炙りと天ぷら。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_f23e7343954adc4320785a7a7b09e412.jpg)
太刀魚の炙りと天ぷら。
![玉取茸(たまとりだけ)。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_6383fd0718e6411d6adba304bddf3ec6.jpg)
玉取茸(たまとりだけ)。静岡の椎茸専門農家から仕入れたもの。肉厚でジューシィ。
![粗挽きの蕎麦がき。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_181bda19738d2c86476e6b9d3c64def1.jpg)
粗挽きの蕎麦がき。コースの最初に“名刺代わり”に登場。
![菜の花。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_a3ce6a869eee335483f012ce86b6725e.jpg)
菜の花。野菜も旬と静岡県産のものにこだわる。
![浜名湖産の牡蠣。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_fc857d586093a74f4f6aade383ec9148.jpg)
浜名湖産の牡蠣。まずはシンプルな塩レモンで提供される。
![鹿肉。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_8e9186e5c07e7a22c81b1ed8ccdc6abc.jpg)
鹿。赤身の旨みを閉じこめて、 柔らかく仕上げる職人技に感動。
![浜名湖産の牡蠣。](https://d3fjgs7q7fcudv.cloudfront.net/wp-content/uploads/2020/10/picture_mobile_f8d26846b76b91ff53d2992ff159ab68.jpg)
浜名湖産の牡蠣。続いては、磯辺揚げ風ののり巻きで。のり巻きは鈴木氏から手渡しで供される。※料理は一例。コース ¥8,900
Nihonbashi Sonoji
TEL:03-5643-1566(予約専用)
住所:東京都中央区日本橋人形町2-22-11
営業時間:11:45~L.O.13:30/17:30~L.O.20:00
休み:月曜、第2・3日曜、不定休あり
座席数:カウンター8席