寝てもとれない疲れは、睡眠前に背中を整えろ!【おうちで動画30秒ストレッチ】

仕事で闘う「ビジネスアスリート」には、スポーツアスリートのそれにも共通する心身のスキルが求められる。とはいえ、日々の疲れやストレスは避けられず、うまくリリースできなければ、悩みやトラブルは増す一方。そこで、多くのビジネスアスリートが抱える悩み別に、おうちですっきり解消できるエクササイズやトレーニングを紹介する。【吉田輝幸の目指せ!ビジネスアスリート16】

「寝てもとれない疲れ」を解消、「正しい姿勢にリセットして寝る」新習慣

眠りにまつわる悩みとして、前回紹介した「寝つきの悪さ」とともに多くの人が感じているのが、「寝たのに疲れがとれない」ことではないだろうか。時間としては長く寝たつもりなのに、ぐっすり眠れた感じがしない、起きると、どことなく体がだるい……。これでは、朝からストレスになるばかりか、1日の過ごし方にも悪影響を及ぼしかねない。

こんな悩みの解消には、寝る前の「背中のストレッチ」がおすすめだ。背中も、前回紹介した臀部と同様に大きな筋肉があるところ。よくほぐすことで全身の血行をよくすると、体をリラックスさせ眠りに導く副交感神経優位の状態に切り替わりやすくなる。

さらに、「正しい姿勢に整えてから眠ること」が大切なのだと、吉田輝幸さん。

「座りっぱなしのデスクワークで背中や肩がガチガチにこわばっていたり、立ち仕事でも、日頃のクセで誤った体の使い方をしている方は多いんです。1日の終わりに、そうした姿勢を正してから眠りにつけば、睡眠中の体の働きもよくなりますし、何より伸び伸びと全身を伸ばして気持ちよく眠れます」

ゆったりと行う静的なストレッチだから、寝る直前にベッドの上でも行える。ビジネスの場でアクティブに過ごす間だけでなく、眠っている時間も良質なものにするために。「リセットし、整えてから眠る」という新しい考え方を、取り入れてみてはいかがだろうか。

#寝る前30秒の背中のストレッチ

目的・効果:大きな筋肉をゆっくり伸ばす静的(スタティック)ストレッチで、交感神経から副交感神経に切り替える。約30秒。


最高のパフォーマンスを出せる体をつくるために必要なのは、「6つの歯車」
今回のストレッチは、その中の⑤リ・ジェネレーション/疲労回復のためのストレッチや筋膜リリースだ。


Teruyuki Yoshida

パフォーマンス、スペシャリスト。トレーナー歴25年で数多くのトップアスリート指導からヒントを得て最短で最大の効果を出せる「コアパフォーマンス®︎」を考案し、数多くのトップアスリートやアーティスト、ビジネスパーソンのトレーニング指導をおこなっている。

Text=野田まゆ Photograph=鈴木規仁 協力=LDH SPORTS