成長したいと願うからこそ、挑戦できる。新たな道を歩み始めた女優・米倉涼子が、自分を動かすための新たな原動力を探すため時代を牽引するリーダーたちと出会う。連載「革新の流儀」
女優 米倉涼子「挑戦はやめたくない」/
狂言師 野村萬斎「発信し続ける それが伝統をつくる」
10月から新シリーズが始まるドラマ『ドクターⅩ』。米倉涼子と野村萬斎の初共演が話題になっているが、このウブロの対談企画こそが、ふたりの初顔合わせの場となった。
米倉 実は私、このドクターXの収録ではけっこう弾けているんです(笑)。個性溢れる演者がいるから、愉しくて。
萬斎 一種の時代劇のように、キャラが際立っている人たちばかりですものね。僕も皆さんに引きずられないようにしないと。
米倉 出演者の会話のテンポがそれぞれだいぶ違いますよね。そこが見どころのひとつになるかもしれない。急に萬斎さんが早口になっても面白いですし。
萬斎 今までの規範から外れない演出も大切なので、“かくしん”といっても「革新」じゃなくて「確信」。確信犯で挑戦していかないとね。
米倉 さすが! ドラマは通算10年目になるのですが、挑戦をやめたくない。撮影中は萬斎さんを質問攻めにしそうだなと。
萬斎 日本語の“学ぶ”は真似ると同義で、先生の真似をして学ぶのが伝統芸能。僕は昔、マイケル・ジャクソンをよく真似したんです。実はムーンウォークって、能のすり足を逆回転させるんですよ。
米倉 そうなんですか!
インパクトと繊細というウブロのいい塩梅
米倉 時計は好きですか?
萬斎 はい。ちょっと大きめで見やすい時計が好みです。ウブロのように、身につけるだけで気分が上がり、高性能でデザインに惹かれるものを選びますね。
米倉 萬斎さんのように新しいことに挑戦している人って、ウブロが似合いますよね。
萬斎 普段は型にはめられているからか、型を破るというか、型を凌駕することをしたいし、エネルギッシュでないといけない。だけど押しだしの強さだけでなく、引くべきところは引くことも大切。ウブロはガツンとした印象のなかにも繊細さがある。新しいところと伝統を逸脱しないところの塩梅がいい。
米倉 このネイビーダイヤルって、すごく綺麗ですよね。今回のスーツのようなキャメルにも合うし、黒などのシックなスタイルにもなじみますね。
萬斎 なんかこう深みがある、夜のような色合いというか。米倉さんのもクールでカッコいいですよ。女性ってアクセサリーをつける人も多いでしょ。だからウブロをしていると、おやって興味を惹きますよね。
米倉 そういう私も男性の時計はつい見てしまいます。ウブロは個性的で目立ちますから。
Mansai NOMURA
東京都生まれ。狂言師・演出家。東京芸術大学卒。人間国宝・野村万作の長男として生まれ、3歳で初舞台。国内外の舞台公演でキャリアを積む一方で、映画やドラマにも積極的に出演。初の民放連続ドラマ出演となる『ドクターX ~外科医・大門未知子~』では、蜂須賀隆太郎を演じる。
Ryoko YONEKURA
神奈川県生まれ。モデルを経て、俳優へ転身。数々のドラマや映画、舞台に出演。所属事務所の社長も務める。10年目を迎えるテレビ朝日系ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』の放映が、10月14日からついにスタート。
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