2021年も高級ウォッチブランドから続々と届く新作情報。その中から、新鮮な驚きや価格以上の満足感が味わえる”活きのいい”モデルを厳選! 連載第77回は、カルティエのタンク ウォッチから「タンク マスト」と「タンク ルイ カルティエ」のカラーダイヤルモデルを紹介する。
男女兼用で着用できる色とりどりの「タンク」ウォッチ
ウォッチズ&ワンダーズ 2021での発表されたカルティエの新作「タンク マスト」から、1970年代頃の「タンク」ウォッチへオマージュを捧げるカラーダイヤルモデルが発売された。
レッド、ブルー、グリーンの全3色のカラーで展開するステンレススチール製のクオーツモデルは、インデックスなどを排除したミニマムなダイヤルデザイン。戦車からインスパイアされた「タンク」ウォッチ特有のケースフォルムを一段と強調する。
大胆なカラーダイヤルの提案は「タンク マスト」だけでは終わらない。1922年にカルティエの三代目当主ルイ・カルティエが手がけたタンク ウォッチの代表作「タンク ルイ カルティエ」からは、カラーダイヤルのゴールドウォッチが登場。
1922年にカルティエの三代目当主ルイ・カルティエが創作した「タンク ルイ カルティエ」は、数あるタンク ウォッチの中でも最も格調高いコレクションに位置づけられている。
今回の新作では、レクタンギュラータイプのケースデザインをはじめ、レイルウェイトラック、ローマ数字といった「タンク」ウォッチの伝統的なデザインを踏襲しつつ、イエローゴールドケースにはレッドダイヤルを、ピンクゴールドケースにはブルーダイヤルを用いることでラグジュアリーな雰囲気に仕上げた。
カラーダイヤルであること以外にもうひとつ挙がる2つのコレクションの共通点が、男女兼用で着用できる横25.5mm×縦33.7mmのケースサイズ。大きすぎす、小さすぎないサイズ感は、「タンク」ウォッチ特有のエレンガンスを際立たせている。実際に手に置くと絶妙なサイズバランスを実感できるはずだ。
1917年の誕生以来、独自路線をひた走る「タンク」ウォッチは、定番の枠を超えた“究極のクラシック”として進化し続けている。
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カルティエ カスタマー サービスセンター TEL:0120-301-757