バドミントンで世界ランキングトップを保ち続ける桃田賢斗。数々の試練を乗り越えながら、彼はなぜ頂点に居続けることができるのだろうか。
トップアスリートとして結果を出すための桃田流のメンタルメソッドとは?
偉業としか例えようがない戦績を更新し続ける桃田賢斗選手。だが、その道程は決して順風満帆ではなかった。
「競技生活を続けていくうえでメンタルを維持することは簡単ではなくて、これまで心が折れそうになった経験が何度もあります……。そんな時ほど、家族やチーム、応援してくれるファンの声が、僕の力になる。ひとりじゃできないことばかりだと日々実感があるし、そこでの恩返しがしたいと思えると練習にも身が入ります」
どんな逆境が訪れようとも結果的には世界ランキング1位をキープする。頂点を目指すアスリートであれば、誰もが羨む姿がそこにある。
「ピンチはチャンスでもあって、そこからどのように巻き返すか。アスリートは好調な時よりも苦しい時間をどう過ごすかの方が何倍も重要だと思います。特に大きな大会を目前にすると、迷いや不安はつきものですが、どんな状況になっても対応できる準備を心がけておけば、最終的にいい結果に結びつきます」
これは言うまでもなく、ビジネスの世界にも通じるマインドメソッドである。試合を勝ち続けるためには、プレッシャーを味方につけることが必要不可欠だと桃田選手は語る。
「僕も勝たなきゃ、勝たなきゃとつい考えてしまいがちですが、そもそも勝てない人間には、誰も期待はしてくれない。だから、そこでプレッシャーを感じることはポジティブに捉えるようにしていて、日頃から程よい緊張感を保つほうが結果に繋がると思えるように変わりました」
ステータスシンボルとして惹かれるウブロの腕時計
過去の栄光にすがることなく、変わり続けられる勇気。新しいことを恐れずに挑戦する姿勢を持つ桃田選手とウブロの邂逅は必然だったのかもしれない。
「僕にとって腕時計とは、クルマと同じようにステータスを感じるアイテム。何かの記念、あるいは験担ぎとして買うことが多いです。2019年にワールドツアーで11勝できた時、時計を買いに行って目に止まったのが、ウブロの『ビッグ・バン』でした。憧れのブランドだったこともあり、他にはない存在感やスタイリッシュな佇まいに惹かれて購入しました。所有するもう一本の「ビッグ・バン MP-11 14デイ パワーリザーブ サファイア」は、迷いに迷って3日間お店に通い続けたところ、これも出合いありきだと自分に言い聞かせて購入を決意しました。語れる要素がとても多くて、そこも気に入っています」
次に狙っているウブロの腕時計について話をうかがった。
「前々からブラックの時計が欲しくて検討していますが『ビッグ・バン インテグラル』のキングゴールドも気になるし、どれも欲しくて目移りしてしまっています(笑)」
桃田選手が世界と戦うには理由がある。
「バトミントン界の代表として責任をまっとうしたい。大きな大会で戦うことは自分自身の成長にも繋がると思う。大好きなウブロの時計に相応しい存在感を持ったアスリートとして結果を出し続けていきたいですね」
歴史的な勝利を飾り、彼の腕に新しいウブロの時計が巻かれる日はそう遠くはない、と期待せずにはいられない。
Kento Momota
1994年香川県出まれ。7歳から競技を始め、インターハイや世界ジュニアなどで優勝を果たす。バドミントン男子シングルス年間最多勝利数(2019年、11回)でギネス世界記録に認定され、男子シングルスの世界ランキングはもちろん1位。バドミントン界の若きスーパースターであり、この夏、最も金に近い男である。
協力:ウブロブティック銀座(https://www.hublot.com/ja-jp/boutiques/hublot-boutique-ginza)