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2022.04.09

次なる目標は2023年のW杯! バスケットボール日本男子代表の軌跡──連載「コロナ禍のアスリート」

まだまだ先行きが見えない日々のなかでアスリートはどんな思考を抱き、行動しているのだろうか。スポーツ界に暮らす人物の挑戦や舞台裏の姿を追う連載「コロナ禍のアスリート」から、バスケットボール日本男子代表の戦いをまとめて振り返る。※2020年、’21年掲載記事を再編

東京五輪へ巻き返しを図る! バスケットボール日本男子代表に立ちはだかる苦難の道

バスケットボール男子日本代表が東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施していた強化合宿を、新型コロナウイルス感染症の陽性判定者が出たために22日で打ちきった。

20日に合宿に参加していないBリーグ千葉所属の選手が新型コロナウイルス感染症の陽性判定を受けたため、21日から練習を休止した。合宿に参加していた千葉所属の富樫勇樹(27)、エドワーズ・ギャビン(32)、佐藤卓磨(25)がPCR検査を受けるために、21日に合宿を離脱。エドワーズに陽性判定が出たことを受け、26日までの予定を繰り上げて合宿を終了した。

コロナ禍により、日本代表の本格的な活動は2月のアジア杯予選・台湾戦以来9カ月ぶりだった。当初は今月下旬にアウエーで予定されていたアジア杯予選マレーシア戦、中国戦に向けた合宿だったが、コロナウイルス感染拡大で予選が延期となり、育成と強化に重点を置く練習期間と位置付けられていた。

就任4年目を迎えたフリオ・ラマス監督(56=アルゼンチン)は「やっと一緒に練習できる。もう一度つながりを築き、成長していきたい。さらにダイナミックな攻撃、よりアグレッシブな守備を目指すのがテーマ」と意気込んでいたが、またもや見えないウイルスに翻弄される形となった。

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史上最強メンバーで五輪に挑むバスケットボール男子日本代表の勝算とは?

強化試合のハンガリー戦でダンクシュートを決める渡辺雄太。日刊スポーツ/アフロ

バスケットボール男子日本代表は歴代最強と称されるメンバーで1976年モントリオール大会以来、45年ぶりの五輪に挑む。八村塁(23=ウィザーズ)、渡辺雄太(26=ラプターズ)のNBAコンビに加え、オーストラリアでプレーする馬場雄大(25=ユナイテッド)と海外組3人が名を連ねる。

日本国籍取得枠のエドワーズ・ギャビン(33=千葉)、田中大貴(29=A東京)を含めた予想先発の平均身長は2m1を誇る。登録12人の平均身長も1m96。長年の課題である高さで、世界に引けをとならいメンバーが揃った。’17年7月から指揮を執るフリオ・ラマス監督(57)は「チームの完成度を高めて、できるだけいい状態で本大会を迎えられるようにしたい」と力を込める。

開催国枠で出場する日本の世界ランキングは参加12カ国で最も低い42位。1次リーグはスペイン(世界ランク2位)、アルゼンチン(同4位)、スロベニア(同16位)と同じC組に入った。予選は12チームが3組に分かれ、各組の2位以内と3位の上位2チームの計8チームが決勝トーナメントに進出する。

日本は32カ国が出場した’19年夏のW杯で5戦全敗。出場国が絞られる五輪は、さらに厳しい戦いが予想される。東野智弥技術委員長(50)は「チャレンジャーとして挑む戦い。バスケ界には『諦めたら、そこで試合終了』という名言がある。まずは1勝。そうすれば8強入りの可能性も出てくる。世界を驚かせたい」と人気漫画スラムダンクの湘北高バスケ部監督・安西先生の名ゼリフを用いて目標を掲げた。

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バスケ男子日本代表に就任したトム・ホーバス氏の手腕やいかに?

女子日本代表の監督時代に、これほど険しい表情を浮かべたことはあっただろうか。バスケットボール男子日本代表のトム・ホーバス監督(54=米国)が厳しい船出を強いられた。2021年11月27、28日に仙台で開催されたW杯アジア1次予選の中国との2連戦で初陣を迎え、63-79、73-106と2日連続で完敗した。

東京五輪で女子日本代表を銀メダルに導いた手腕が評価され、本年9月に就任。男子の本格的な指導経験がないなかで抜擢されたが、アジア屈指の強豪の前に歯が立たなかった。試合後は会場のファンに「スタートは良くなかったけど、みんな我慢してください」と呼び掛け「間違いなくうまくなります。’23年のW杯では、もっともっといいバスケットを見せます」と約束。自分自身に言い聞かせるように巻き返しを誓った。

ホーバス監督はインサイドに選手を配置しない「5アウト」の布陣を採用する。3点シュートを量産して世界を席巻した女子日本代表と同じスタイルで、5人の選手がアウトサイドから攻撃を仕掛けるのが特徴。ゴール下のスペースにアタックして相手ディフェンスを収縮させ、そのままリングを狙うか、キックアウト(インサイドからアウトサイドに出すパス)から3点シュートを狙うのが基本戦術となる。

平均身長で約6cm差のある中国の重圧に苦しみ、理想の形がつくれないなか、新スタイルの片鱗は見せた。日本が放った3点シュートは第1戦が35本、第2戦が32本(中国は第1戦17本、第2戦24本)。フリオ・ラマス前監督(57=アルゼンチン)の指揮した東京五輪は1試合平均28本で、外からの積極性は確実に増した。

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TEXT=木本新也

PHOTOGRAPH=長田洋平/アフロスポーツ

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