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2022.01.07

【オカダ・カズチカ】「日記に記すことで頭の中を整理する」──新刊『「リング」に立つための基本作法』Vol.8

2022年に創立50周年を迎える新日本プロレス。団体を牽引するプロレスラー、レインメーカーことオカダ・カズチカが自身のポリシーやプライベートを綴った『「リング」に立つための基本作法』が発売中。そのなかから一部を抜粋して紹介する。

人生を豊かにする日記の効用

ラジオのパーソナリティーをやっている。AuDeeで毎週月曜日に配信している番組『オカダ・カズチカラージオオシャベリング』だ。番組ではプロレスに限らず、趣味のバス釣りやハマっているゲームの話、そしてごく日常的なことについても話している。

やるからには、楽しい内容にしたい。濃い内容にしたい。

だから最新の情報をお伝えできるように、ふだんからアンテナを張り、さまざまなことを感度よくキャッチすることを心がけている。以前、タレントの武井壮さんと仕事でお会いした際に、武井さんはその日の仕事に対してかなり準備をして臨むという話を聞いて刺激を受けた。それからは気にかかることがあると、ふだんからこまめにメモをとるようになった。そして、毎日の出来事をタブレットに日記としてつづっている。

その際、次のルールを決めている。

① プロレス以外の出来事を積極的に書く。
② プロレスについては、その日の試合結果にとどめる。
③ お世話になった方への感謝は黄色で書く。
④ 自分への課題は赤で書く。
⑤ 反省と悲しい出来事は青で書く。

このように色分けすると画面は鮮やかになる。そして、その日がどんな日だったのか、色によってひと目でわかる。黄色が多い日は幸せな日だ。青が多い日は悲しい日だ。

たとえば、誰かに食事に連れて行っていただいた日は、そのときの会話やおいしかった料理の後に、誘ってくださった方への感謝を黄色で記述する。

書くことによって、自分の脳のなかにあることも整理される。漠然と思っていることや、抽象的な内容が、日記で明確になるのだ。

当初の目的は、ラジオのトークのためのネタ集めだった。しかし、書き始めると、プロレスはもちろん、プロレス以外の仕事も準備をして臨めるようになった。そして、大切なことに気づいた。

それは、僕がふだんから多くの方にお世話になっているという事実だ。いろいろな方のおかげで、今の僕がある。書くという行為は記録であり、確認でもあり、記憶することでもある。さらに、自分の思いが強くなる。感謝の気持ちが濃くなる。

たとえば妻が掃除をしてくれたら、もちろん「ありがとう」と言う。

さらに夜、日記に「ありがとう」と書く。すると、妻への感謝がより深くなる。「ありがとう」のひと言が、書くことによって、より大きな感謝になる。すると、自分の態度も違うものになる。

日記によって、人生は豊かになる。

 

『「リング」に立つための基本作法』

『「リング」に立つための基本作法』
オカダ・カズチカ
¥1,600 幻冬舎
なぜ強いのか、なぜ特別な存在であり得るのか……。オカダがトップに昇りつめるにあたって、強く意識したこと、自分に課していることを、心と身体、両面から率直に綴る。老若男女、誰もが自らの「リング」に立つためのヒントになる、オカダ流人生の極意の数々。アントニオ猪木や天龍源一郎との遭遇、闘い、教えられたことの記述も興味深い。
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オカダ・カズチカ
1987年愛知県安城市生まれ。15歳のときにウルティモ・ドラゴンが校長を務める闘龍門に入門。16歳でメキシコのアレナ・コリセオにおけるネグロ・ナバーロ戦でデビューを果たす。2007年、新日本プロレスに移籍。11年からはレインメーカーを名乗り、海外修行から凱旋帰国した12年、棚橋弘至を破りIWGP ヘビー級王座を初戴冠。また、G1 CLIMAX に初参戦し、史上最年少の若さで優勝を飾る。14年、2度目のG1制覇。16年、第65代IWGP ヘビー級王座に輝き、その後、史上最多の12回の連続防衛記録を樹立。21年、G1 CLIMAX 3度目の制覇を成し遂げる。得意技は打点の高いドロップキック、脱出困難なマネークリップ、一撃必殺のレインメーカー。191cm、107kg。

TEXT=玉川 竜

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