1972年の設立以来、一貫して日本(福井県・鯖江)製の高品質なアイウエアを生み出し続ける「EYEVAN」。その眼鏡をかけた熱き男たちを写真家・操上和美が撮り下ろす連載「男を起動させる眼鏡#11」。
PERSON 11
タレント/クリス・ペプラー
12~3歳の頃からコンタクトレンズを使用しているクリス・ペプラー氏。MCなど人前に出るオンのシーンでは依然としてコンタクトを用いるが、プライベートでは眼鏡スタイルが多くなったと語る。
「眼鏡を使い始めたのは高校生のころから。学生時代を含め、いろいろなフレームを手にしてきました。眼鏡は視力補正のためのギアではありますが、いろいろなスタイルに変えて楽しめるところが好きなんです。仕事が一定の軌道に乗った頃、レーシックを真剣に考えた時期もありました。しかし"眼鏡で遊ぶ”ことが自分のスタイルの一部になっていることに気づき、結局手術は受けませんでした」
時代ごとに選ぶデザインを変えてきたと振り返るペプラー氏。だが30年ほど前に購入した某デザイナーズのサングラスだけは別格だとか。
「独創的なフレーム形状や繊細なエングレービングなど、工芸的な美しさに惚れました。普段、ダメ出しされたらすぐ諦める僕ですが、この1本だけは奥さんからNG宣告されても使い続けているんです(笑)」
そんなペプラー氏が今回選んだのは、透明感あるグレーフレーム。
「カラーが非常に新鮮。今日着ているジャケットに合わせたチョイスですが、個性的でありつつどこか普遍性も感じさせる。いろいろな服装に合わせられる1本だと思います。またこのモデルは、クラフツマンシップを感じさせるところも秀逸。ずっと使っているサングラスと同様ですが、このフレームもヒンジやテンプルの芯金に繊細な彫金が施されており、所有欲をくすぐる仕上がり。加えて快適であるのも見逃せないポイントです。今までにないほど丁寧にフレーム調整してもらったこともあり、フィット感抜群。ひょっとしたら30年以上お世話になるかもしれません(笑)」
Chris Peppler
1957年東京都生まれ。1988年にFMラジオ局J-WAVEが開局すると同時に、ナビゲーターとして抜擢。30年以上「TOKIO HOT 100」のDJを務めている。またラジオ以外にもTV・CM・ドラマの出演や海外セレブの来日記者会見・インタビュー、イベントMCなどとして幅広く活躍している。
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