挑戦し続けるビジネスウーマンを紹介するシリーズ「In the Office」。今回は、若者のキャリア支援などを行う会社で働く女性。In the Office101。
「これこそが私のしたい仕事だと思った」
「私が仕事のうえで大切にしているのは『人に寄り添う』ことです」
そんな信念を持つ彼女は、学歴や職歴の障壁によりキャリアを築けていない若者を支援する企業の広報として活躍中。現在の会社には大手英会話スクールから転職したと話す。
「大学生の時、マレーシアに半年だけですが留学していました。現地の語学学校に通う傍ら、熊本の阿蘇山で採掘されたリモナイトを用いて水質改善などを行う現地支社の立ち上げにインターンシップとして参加したり。私の地元である熊本でこんなすごいものが採れることを知らなかったので驚きましたし、ここでのインターシップは学びの連続でした。英語を学ぶことで選択肢が広がることを実感したので、より多くの人にその思いを伝えたくて、英会話スクールに入社したんです」
英会話スクールで働くなかで、より「人に寄り添う」仕事をしたいという思いがつのり転職を決心。そんな時に求人情報サイトで見つけたのが今の会社だった。
「18〜29歳の学歴に自信のない若者たちを自社で雇用しキャリアの形成をサポートして、転職を応援するという仕事内容に惹かれました。これこそが本当の意味で人に寄り添える仕事だと直感したんです」
現在は、広報としてSNSなどの運用を中心に担当。キャリア支援プログラムに参加する人へのインタビュー記事などを発信して、認知向上に努めている。
「取材をするなかで、コミュニケーションが苦手で話してくれなかった人が次に会った時にはしっかりと目を見て受け答えしてくれたことが嬉しくて。自分自身も一緒に成長していける職場なんです。記事をきっかけにプログラムに応募してくれる人もいて、地道に発信することの大切さも学びました。これからもひとりひとりに寄り添った仕事をしていきたいです」
Q1.私、こう見えて○○なんです。
―― 着付け准師範を取得しています
Q2.特技や自慢できることはありますか?
――高校時代、バトントワリングで全国大会に出場しました
Q3.初対面の男性できになるところは?
――目を見て話してくれるかどうか
Q4.人生で一番のドジは?
――中学の数学の授業で居眠りしていた時、階段から落ちる夢を見て目が覚めた瞬間、夢か現実か分からず叫んでしまい、先生に怒られました。
Q5.理想の上司を有名人に例えると?
――松坂桃李さん
Q6.座右の銘を教えてください
――「Know your worth」
Q7.あなたにとって仕事とは?
――自分を豊かに、そして魅力的にしてくれるもの