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2025.04.24

沖縄随一の美食を堪能できる、ラグジュアリーホテル「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」

旅慣れたエグゼクティブの滞在を極めるのは、最上のもてなしと静寂、そして、その地の豊かな自然の恵みを凝縮した美しいひと皿。沖縄随一のガストロノミーを堪能できるホテルで、至福のひとときを。

「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」ファインダイニングのテラス席
「ファインダイニング」のテラス席では、珠玉のひと皿を前に、インフィニティプール越しに東シナ海の美しいサンセットが眺められる。

亜熱帯の森に囲まれたラグジュアリーリゾート

洗練された非日常に身を委ね、新たな出会いや発見に心躍らせる――。

肌で感じる風土や文化とともに、旅の神髄を語るうえで欠かせないもの。それはなんといっても、その土地ならではの滋味を巡るひとときに他ならない。土地と食が美しく響き合う美食体験があってこそ、旅の記憶はより豊かに、深い感動となって心に宿ることだろう。

沖縄の伝統文化と自然が融合し、ラグジュアリーリゾートが点在する屈指のデスティネーションとして人気の高い恩納村エリア。その高台に佇む「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」は、亜熱帯の森に抱かれた大人のためのラグジュアリーリゾートだ。きめ細やかなサービスと多彩なアクティビティが織りなす滞在は、開業以来、本物を知る大人たちを魅了し続けている。

最上階のテラススイート
沖縄本島の亜熱帯の森に囲まれ、自然に溶けこむように配されたファシリティが大人のサンクチュアリを想起させる。最上階のテラススイート。森の向こうには東シナ海が広がり、壮大なパノラマに思わず息を呑む。

深い感動をもたらす唯一無二の美食体験

なかでもここ数年、特に注目を集めているのが、ホテルの敷地内に展開する自家菜園「Our Farm」の存在だ。専任のガーデナーらによって丹念に育まれた無農薬野菜やハーブ、そして地元の海や大地から届く厳選食材が料理人の巧みな技で芸術的なひと皿となり、深い感動をもたらしてくれるのだ。

広々としたスイートクラスの客室から望む東シナ海や恩納岳の雄大な眺望に心を癒やされ、隣接するゴルフコースで心地よい汗を流したあとは、地産地消の美味で身体を整え、内なる活力を取り戻す。沖縄の自然、文化、美食が一体となったジ・アッタテラス クラブタワーズには、とっておきの時間が上質な余韻とともに流れている。

ホテルに隣接する自家菜園「Our Farm」の敷地面積は約7500坪。まさに豊穣(ほうじょう)の庭とも呼ぶべき場所だ。栽培されている作物は実に多彩で、西洋野菜やハーブに加え、ニガナ、サクナといった沖縄の伝統的な島野菜、キンギョソウやカレンデュラなどのエディブルフラワー、さらには島バナナやパパイヤといった亜熱帯果樹まで、この土地ならではの恵みが、季節ごとに美しく表情を変えていく。

驚くべきはすべての作物が完全無農薬で栽培されているという点で、6人の専任ガーデナーにより日々丹精込めて栽培・収穫されている。そのなかのひとりであり、菜園に携わって12年になる金子拡大さんは、ここに来て初めて農作物づくりと向き合うようになったと語る。

「はじめは本当に手探りで、栽培していたのもトマトぐらいでした。でもやはり豊かで広大な畑がありましたし、試行錯誤を繰り返すなかで徐々に作物の種類を増やしていきました。今は、大まかに夏と冬に大きな収穫時期があり、3月がちょうど冬野菜の収穫のピーク。主にホテルのレストランで提供される食材として、その魅力を最大限に引きだす工夫もしています。黒、白、オレンジ、黄色、クリーム、島人参と、ニンジンひとつでも実に6種類を育てています」

もうひとつ、沖縄のホテルでここだけといわれているのが、敷地内に設けられた養蜂場の存在だ。5年ほど前、菜園のヤシの木に集まるミツバチの姿を目にした金子さんのひらめきから、巣箱の設置を開始。現在では約20個もの巣箱が並び、ミツバチたちが花の蜜を集めてきている。

「ジ・アッタテラス クラブタワーズは、5つのリゾートホテルを有するザ・テラスホテルズのなかでも山の中にある唯一のホテルです。最初の4年はハチに刺されながら試行錯誤し、やっと昨年あたりから安定して採蜜できるようになり、自信を持って提供できるようになりました。

ここで採れるハチミツは“百花蜜”といって、菜園の中に植えてある多様な蜜源植物から集められてくるもの。季節ごとに咲く花の種類によって風味が変わりますし、花が単一じゃないので複雑で奥行きのある味わいになります。そして何よりも、完全無農薬で育った自然の恵みが凝縮されている。野菜や果物とともに、お客様にぜひ味わっていただきたい逸品です」

そう金子さんは太鼓判を押す。

真境名広幸シェフ(右)と金子拡大さん
金子拡大さん(左)と真境名広幸シェフ。料理人とガーデナーとの距離が近いことで、食材に対する互いの理解や認識も深まる。

四季折々の無農薬野菜が芸術的なひと皿に

恩納岳の麓に連なるアッタの森で育まれた無農薬の作物は、沖縄の眩い太陽と大地の恵みを受けて、力強い食味と香りで彩られる。それらを芸術的なひと皿に仕上げるのは、レストラン「ファインダイニング」の真境名広幸シェフだ。彼は、自家菜園がもたらす恩恵を、単に新鮮さだけではないと強調する。

「無農薬であるということはもちろんですが、栽培に携わるガーデナーたちの顔が見えるということが、何よりも安心につながります。菜園が近くにあることで作物の状態が手に取るようにわかり、本当の意味での地産地消ができ、自信を持ってお客様にお薦めできます。さらには、野菜や果物の大きさや色づきを細かく指定できるのも、料理人にとっては大きな魅力。思いどおりの仕上がりがかなうのも、菜園との距離の近さゆえです」

実際、料理人とガーデナーとは、定期的に意見を交わしながら、菜園で育てる作物をともに考え、作づけしているという。例えば、沖縄でもまだ珍しいフルーツであるミズレモン。パッションフルーツに似た見た目で、穏やかな酸味が特徴の果物も、シェフの要望を受けて、試験的に栽培されている。

こうして生まれるのは、大地の恵みを最大限に活かし、旬を味わう芸術的なコースディナー。それだけではなく、ゲストは自家菜園を実際に訪れ、ガーデナーから作物の説明を聞きながら収穫体験ができる「Our Farmツアー」に参加できる。ファインダイニングのサービススタッフは、料理に用いた野菜やハーブなどの情報をガーデナーと共有。料理を前にツアーに参加したゲストと野菜談義が弾むことも珍しくないのだという。

自家菜園と厨房、ガーデナーと料理人、そしてゲストが緩やかに交わる滞在には、自然と人がともにつくりあげる豊かさが息づく。至高のひと皿を味わうたびに、その背景にある物語が静かに深く、心に刻まれる。

「ジ・アッタテラス クラブタワーズ」コースの前菜
菜園の野菜やハーブを用い、食材そのものの味わいを活かしたコース。前菜の2品目は、県産の紅豚のコンフィをプルドポーク仕立てにし、アッタ産のハチミツのビネグレットで仕上げたもの。

ジ・アッタテラス クラブタワーズ/The Atta Terrace Club Towers
住所:沖縄県国頭郡恩納村安富租1079
TEL:098-983-3333
客室数:78室
料金:1泊¥62,200~(2名1室利用時、朝食つき、税サ込)

大自然に抱かれながら至福のプレイを
ジ・アッタテラス ゴルフリゾート

ホテルに併設されているゴルフ場は、東シナ海の大海原を望み、沖縄屈指の絶景とも称される。深い森の静寂のなかでプレイする爽快さに加え、適度なアップダウンが心地よい充足感を与える。なかでも海抜けの3番ホールは、これぞアイランドゴルフといえる格別な爽快感が味わえる。ゴルファーなら一度はトライしてみたいコースだ。

ジ・アッタテラス ゴルフリゾート

問い合わせ
ジ・アッタテラス クラブタワーズ TEL:098-983-3333

TEXT=畠山里子

PHOTOGRAPH=屋比久光史

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