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2022.08.20

ハワイ滞在中に絶対に行きたい、ファーマーズマーケット6選

ハワイ滞在の新しい楽しみ方には、ファーマーズマーケットが欠かせない。各エリアの特徴とは? 【特集 涙するハワイ】

にぎわうハワイのマーケット風景

長期滞在なら、マーケットは絶対にチェックを!

これまで食料品の多くを島外からの輸入に頼ってきたハワイ。食料自給率を上げるべく州が農家などをサポートした結果、新しく就農したり、ものづくりを始める人が増えていた。ハワイ州観光局の高橋あやかさんは活気づく今のハワイの現状を語る。

「改めて地元の人たちがメイド・イン・ハワイのプロダクトに注目しています。そのなかでファーマーズマーケットは、まだ大型店や世に出ていないものを見つけられる場所。ロックダウン中は中断されていましたから、再開された今、地元の人が生産者を支援するという意味でも、すごく盛り上がっています」

中断期間もマーケット参加店の商品がサブスクで届くようにしたりと、島中で生産者を支えていた。

「最近ではさらにヘルシー志向が高まり、麹(こうじ)を使った料理なんかも見かけるようになりました。ハワイの人は、新しいモノ、異文化を取り入れるのが得意ですね。現在は物価も上がっていますので、野菜などモノによっては農家から直接購入したほうが安い場合もあります。長期で滞在されるのなら、まず最初にファーマーズマーケットを訪れて、食材を買って行かれるといいですよ」

そしてファーマーズマーケットの何よりの魅力は、トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長の中村貞裕さんが触れていたように、生産者たちとの交流だ。

「生産者の方が直接売っていることが多いですし、お土産物でもアーティストの方が店舗にいることも。販売する側もお客さんの反応を楽しんでいます。スーパーで買い物をするのとは違う、ここでしかできない経験をしてみてくださいね」

【おすすめファーマーズマーケット6選】

1.KCC Farmers’ Market(KCCファーマーズマーケット

KCC Farmers’ Market
ハワイ最大級で開放的! 食べ歩きのメッカ
多い時は1万人が訪れる人気No.1のファーマーズマーケット。現在は80以上の食料品店舗が出店している。蒸して味つけされたハワイ島コナの新鮮なアワビや、キムチ味など好きなフレーバーを選べるククイソーセージなど、食べ歩きを楽しむのに最適。比較的、現在も日本語メニューが置かれている店が多く、安心して楽しめる。

日時:毎週土曜7:30~11:00
場所:カピオラニ・コミュニティ・カレッジ内パーキング

2.Kaka’ako Farmers Market(カカアコファーマーズマーケット)

Kaka’ako Farmers Market
ウォールアートが目印! 土産物を見つけるのにも
以前よりスペースを拡大し、アラモアナ通りを挟んだ山側と海側2ヵ所で開催していて、現在参加店舗は110ほど。人気のフードトラック、カツサンド808やオノシーフードのポケも出店。タイにイタリアンにコリアンなど、世界中の料理を味わうことも。さらに、アクセサリーにアート、瓶入りのジュースなどお土産物も充実している。

日時:毎週土曜8:00~12:00
場所:アラモアナ大通りとワードアヴェニューの角

3.Third Thursday:Holiday Market(第3木曜日ホリデーマーケット)

Third Thursday: Holiday Market
プールサイドに出店するムーディーなナイトマーケット
星野リゾート サーフジャック ハワイに夕暮れ時出現するマーケット。参加店舗は10ほどで、ローカルアーティストがハンドメイドでつくるアクセサリーや雑貨など、お洒落なアイテムが揃っている。ライヴミュージックが流れる時間帯なので、ムーディーな雰囲気漂うプールサイドで買い物ができるのも大きな特徴。

日時:第3 木曜18:00~21:00
場所:星野リゾートサーフジャック ハワイ プールサイド

4.Hyatt Regency Waikiki Beach Resort&Spa Farmers’ Market(ハイアットリージェンシーファーマーズマーケット)

Hyatt Regency Waikiki Beach Resort&Spa Farmers’ Market
フルーツやパンやサラダも。ホテルステイの強い味方
ハイアットリージェンシーの1階にて開催し、参加店舗は30ほど。カットフルーツや、パン、サラダなど、そのまま置いておけて、調理不要のフードが充実。翌朝ホテルの部屋食にするなど便利。オーガニックコスメや、ハワイ産の石鹸など、すぐに使える日用品も。週2回の開催だから短い滞在でも訪れる機会を見つけられるはず。

日時:毎週月曜・水曜16:00~20:00
場所:ハイアットリージェンシー1階

5.Honolulu Farmers’ Market(ホノルルファーマーズマーケット)

ホノルル美術館のすぐそば。夕方に落ち着いて散策できる
フレッシュな野菜やフルーツが多く、参加店舗は40ほど。滞在中の料理の材料を揃えたい。夕方からのスタートなので、ふらりと散歩中に訪れたい『ザ・ピッグ& ザ・レディ』などKCCに出店している店も多いので、早起きが苦手な人に重宝。ニール・ブレイズデルセンターでコンサートを見る前に、腹ごしらえもできる。

日時:毎週水曜16:00~19:00
場所:ニール・ブレイズデルセンター敷地内

6.Kailua Farmers’Market(カイルアファーマーズマーケット)

Kailua Farmers’ Market
カイルアならではのアットホームな雰囲気
滞在中、ちょっと足を伸ばしたいのがワイキキから約25kmのカイルア方面。ショッピングやグルメを楽しんだあとは、夕方からこちらへ。参加店舗は40ほど。KCCやホノルルに出店している店舗が多いが、こぢんまりとした規模で混雑も少なく、のんびりと過ごすことができるのが特徴。音楽の生演奏をしていることも

日時:毎週木曜16:00~19:00
場所:カイルアタウンセンター

高橋あやかさん

【Recommender】
ハワイ州観光局 日本支局
マーケティングマネージャー
高橋あやかさん
「ロコも観光客も交わり合う貴重な場所。滞在の予定に合わせて立ち寄ってみてください」

【特集 涙するハワイ】

COORDINATE=Mike Kelly

TEXT=安井桃子

PHOTOGRAPH=熊谷 晃

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