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HEALTH

2022.06.14

フルマラソンでサブ3を目指すハリー杉山の心身の整え方

MC、リポーター、俳優、モデルと幅広く活躍するハリー杉山氏。現在はマラソン番組、『ランスマ倶楽部』(NHK BS1)でMCを務めるなど、芸能界きってのマラソンランナーとしても知られている。「トレーニングはライフワーク」と言う杉山氏の身体と心の整え方とは。

健康こそが、人生を最大限楽しむための土台

14年ほど前からランニングを始め、現在は、フルマラソンでサブ3(3時間切り)を目標に、日々トレーニングを続けているハリー杉山氏。月間走行距離は250~300㎞というから、その本気度が伝わってくる。

「走る以外にも、フィジカルトレーニングやインターバルトレーニングも取り入れていて、ほぼ毎日運動していますね。週1日は、マッサージや鍼灸などメンテナンス日を設けるようにしていますが、身体を動かしていないと、ストレスがたまってしまうんです。プライベートは、ほぼスポーツウェアで過ごしているくらい(笑)。スポーツウェアだと、思い立ったらいつでも身体を動かせますから。仕事帰りのタクシーの中で、ストレッチすることもあります」
 
杉山氏にとって運動は、「心身をニュートラルに保つために欠かせないもの」だという。それを認識したのは、2018年、自律神経のトラブルに見舞われた時のこと。

「常に地面が揺れているような状態で、体温調節もうまくできなくて。原因は、睡眠不足と眼精疲労だと思います。東洋医学の力を借り、ある程度よくなったあとは運動することで克服したのですが、その時、健康の大切さを実感しました。『身体が健康でないと、仕事も楽しめないし、大切な人をケアする気持ちの余裕もなくなってしまう。健康こそが、人生を最大限楽しむための土台だ』と。立派なお城も、しっかりした土台があるからこそ建てられる。それと同じですね。
ジョグは、サウナと同じで“整う”んですよ。レースは目標タイムから逆算して、戦略を練りながら走らないといけないけれど、軽く走るだけなら、考えることはほとんどない。脳への負担が少ないので、頭の中が整理されるし、心も整うんです」

ハリー杉山氏

今年4月に開催された長野マラソンのタイムは3:13:41。自己ベストを15分も更新した。

睡眠の質を上げるため、プレミアリーグのライブ観戦も封印

健康を維持するために、運動以外に意識しているのが、食事や入浴、睡眠といった日常生活。「食事は制限せず、好きなものを食べるようにしている」と言うが、“遅延型アレルギー”だけは注意している。これは、摂取してから数時間~数週間後に発症する食物性アレルギーで、頭痛やめまい、眠気、だるさなど、症状はさまざま。杉山氏の場合、乳製品や小麦粉などに反応してしまうそうだ。

「小麦粉を摂取すると眠気がきてしまうので、仕事の前は控えるようにしています。プロテインも、ホエイではなくソイプロテインをセレクトしていますね。また、寝る4時間半前までに、食事を済ませるようにしています。それ以降に摂ると、睡眠の質が下がってしまうので。僕、眠りにはめちゃめちゃこだわっているんです」

Garmin(ガーミン)のスマートウォッチで睡眠のクオリティをチェックし、副交感神経を優位にするために、入浴は就寝の1時間半ほど前に設定。バスタブに40度くらいのお湯をはり、入浴剤を入れてつかるのを習慣にしている。

「そうすると、副交感神経が優位になり、質の高い睡眠が得られるんですよ。目覚めがすっきりして、『今日も1日がんばろう!』という気になれます。
寝る前に、スマホを見るのもやめました。スマホやパソコンを見ると、交感神経が優位になってしまい、眠りの質が下がってしまいますから。……ただ、プレミアリーグの試合中継って深夜なんですよね。サッカーファンとしては、本当はライブで観たいんですが、それをしてしまうと、身体には絶対によくない。最近は割り切って、夜はしっかり眠り、朝起きてから、DAZN(ダゾーン)で観るようにしています。プレミアファンやアーセナルファンには、『アイツ、(SNSですぐに)コメントしていないから、リアルタイムで観てないな』って、バレちゃうんですけどね(笑)」

SIXPAD HOME GYMで高効率かつ楽しいトレーニングを

ハリー杉山氏

根っからのスポーツ好きではあるものの、仕事が多忙ゆえに、運動時間の確保が難しいことも多々。そんな杉山氏が注目しているのが、SIXPAD HOME GYM。専用のEMSトレーニングスーツ「Powersuit」を着用し、専用アプリを活用しながら自宅で行うトレーニングだ。全身の7部位14箇所に電極が配置されており、EMSの刺激で低強度の運動でも、速筋と遅筋を同時に刺激することが可能。いわば、筋トレと有酸素運動の効果が、短時間で同時に得られる、ハイブリッドトレーニングを実現したのだ。

「まず、トレーニング時間が1回10分でOKというのが、ありがたいですね。今回、筋肉トレーニングとバイクトレーニングを各10分体験しましたが、20段階あるEMSの負荷レベルを自分で変えられることもあって、ほどよい疲労感でした。これなら、午前中に仕事をして、昼休みにさっと10分運動し、午後また仕事……というのもできそう。運動したいけれど、ジムに行く時間がとれないという人に、ピッタリだと思います」

もうひとつ、杉山氏が魅了されたのは、ウェイバーと呼ばれるインストラクターの存在。個性豊かなウェイバーが、モニター越しにエールを送り、トレーニングを後押ししてくれるのだ。

「オンデマンド配信でも、ウェイバーが、『できるよ、できるよ、ほら、できた!』とか、『OK! 素晴らしい~!』と盛り上げてくれるのがいいですよね。リアルタイムレッスンなら、他のユーザーのリアクションも見られるというのも魅力。人とつながれる感じは、すごく大切だと思います。トレーニングのモチベーションが上がりますから」

ハリー杉山氏

杉山氏も、ランニングコミュニティ、「TEAM NASTY」を主宰。20代から50代まで、さまざまな職業を持つ男女15、16人が所属し、一緒に走ったり、リレーマラソンに参加したりしているという。

「寂しがり屋なので、ひとりで走るのは好きじゃないんです(笑)。同じターゲットに向かって、励まし合い、切磋琢磨できる仲間がいるのは、すごく心強いし、楽しい!
スポーツに限らず、コミュニケーションは、人間にとって欠かせないものだと思います。SIXPAD HOME GYMを通して、いろいろなユーザーとつながり、リアルなコミュニティも築けたら最高ですね。
健康と、人との絆。それを持ち続けることで、1日1日を大切に生き、楽しい人生を送りたいと思います」

Harry Sugiyama
1985年東京生まれ、イギリス育ち。イギリス人の父と日本人の母を持つ。 日本語、英語、中国語、フランス語の4か国語を操る卓越した語学力を持ち、司会、リポーター、モデル、俳優などマルチに活躍。2018年に「東京マラソン2018」を、フルマラソン初挑戦にして完走。主な出演番組は、J-WAVE『POP OF THE WORLD』、CX『ノンストップ!』、TBS『世界ふしぎ発見!』、NHK『どーも、NHK』、NHK BS1『ランスマ倶楽部』など多数。

TEXT=村上早苗

PHOTOGRAPH=太田隆生

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