ゴルフウェアは単なる装いではなく、芝上を舞台だと捉え、己を表現するツールだとする。であるならば、青空と青芝に映えて、自分を引き立てるゴルフウェアを纏いたい。そんなゴルファーからは、着るブランド、計算された色柄や、コーディネイトテクニックによる存在感と同時に、知性と遊び心が漂う。アイテム編。【特集 GOLF:MORE THAN A GAME】

1.レザーシューズ|メイド・イン・イタリーのクラシック顔に注目
ゴルフのクラシック感を見た目で楽しむなら、キルトつきのレザーシューズは選択肢のひとつ。なかでもメイド・イン・イタリーのブランド、ノーべ・プント・ドゥーエ ゴルフプロのレザースニーカータイプは注目必至。青と白だけではない、色とりどりのラインナップで、ゴルフスタイルをラグジュアリーに格上げ。

2.バッグタグ|個性を存分に出せるバッグタグに遊びを
プレイに関係のないところでこそ、思いっきり遊びたいのが小物選び。ヴィンテージバッグタグなら気分アップ。ともに’80年代のもので、右はオークランドのレイク・ブエナビスタ・クラブのスーベニア。左はPGAツアーの記念タグ。ゴルフ好きならば、タグの歴史を探求してみるのも一興だろう。

3.帽子|芝色にも似合うグリーンを差し色に
グリーンが入った帽子類は、芝とも相性抜群の差し色に。上のバケットハットは、注目ブランド、マルボンゴルフと、ラグジュアリーブランドのジミー チュウがコラボ。ゴルフボールアイコンがアイキャッチ。右下のキャップは、コースのオリジナルキャップ。左下のキャップは、かのマスターズ2022の記念モノ。

4.クルーソックス|チラ見せソックスはネイビー入りがシック
スイングやしゃがんだ際にちらりと見える足元のアクセントとしても、足先のグリップを助けるギアとしても、ソックスの存在は不可欠。なかには厚さのあるソックスでシューズとのクッション役とする人も。お薦めのカラーはネイビー使い。クリーンな足元の差し色として、どんな装いにも似合うはず。

5.ペンダントネックレス|場を盛り上げる意外なツール
チェーンの先に下がっているのは、ティを象ったアクセサリーと思いきや、ディボットツール。これはクラブの打痕やボール痕を修正するのに使用する。お茶目なペンダントトップを首から下げてプレイするもよし、普段使いとしては、2個付属するチャームに変えて楽しむもよし。

6.ボールホルダー|ボール3個とティ2本を収納
ボールホルダー選びもゴルフを楽しむための重要なポイントとなる。ニューエラ定番モデル「59FIFTY」をモチーフに、ロサンゼルス・ドジャースのキャップを模した本作は、ボール3個とティ2本を収納可能。ドジャースのファンだけでなく、ちょっとしたネタ提供をしたい人にも満足できる小物といえそう。

7.トートバッグ|脱・小ぢんまりしたカートバッグ
何かとコースで持ち運ぶモノが多いゴルフ小物。それらを収納するためのカートバッグは数多くあるが、小ぢんまり感がちょっと苦手という向きには、エルエルビーンのアイスバッグを推奨。ネイバーフッドとのコラボとなるコットンキャンバス素材の本作は、小さすぎず大きすぎずの手頃感がいい。

この記事はGOETHE 2025年5月号「総力特集|GOLF:MORE THAN A GAME 単なるゲームを超えるゴルフ、60通りの誘惑」に掲載。▶︎▶︎ 購入はこちら