MAGAZINE &
SALON MEMBERMAGAZINE &
SALON MEMBER
仕事が楽しければ
人生も愉しい

GOLF

2019.05.02

古閑美保の常時100切りレッスン ~パッティングのラインの作り方【ラウンド編②】

常にスコア100をオーバーしないように! ツアー通算12勝を誇り、2008年賞金女王に輝いた、 あの古閑美保プロに聞いてきた。ツアープロとしての豊富な経験に加えて、 引退したからこそ見えてきたアマチュアが上達しない原因を、 シチュエーション別に披露。 "コガミホ流"を会得し、常に100は叩かないようにしたい。ラウンド編2回目スタート!

古関美保L2

私の狙い目は常にカップの内側

パッティングに関してプロの中にも常にオーバー目に打つタイプとジャストタッチで距離感を合わせてくるタイプがいる。よくオーバーすることが基本だと言われるが、実際はどのように考えれば良いのだろうか!?

古閑 パッティングの距離感って人それぞれの感覚がありますからね。感覚は人によって違うのは当たり前のことで、その人にとってのラインってあると思うんです。

編集部 古閑プロはどうやって距離感を作っているんですか?

古閑 私の場合は極端にうねっているグリーンは別ですけど、基本的には打つタイプです。要するにカップに入れるために、カップに対してどのようなラインのイメージを持っているかなんです。タッチで打つ人はラインがいくつも出てくるんです。

編集部 タッチで打つ人というのはジャストタッチで狙う人のことですか?

古閑 そうです。カップのどこから入れるかによっても、曲がる幅って変わるじゃないですか。だから傾斜や芝目によってラインのパターンっていくつもできてくると思います。

編集部 打つタイプの古閑プロは、ラインはいくつくらいあるものですか?

古閑 私の場合は多くても2つくらい。基本は1つか2つしかないです。私はしっかり打って、(カップの)内側、内側で打っていくタイプなんです。

編集部 どっちがいいんですかね?

古閑 どっちがいいかはちょっと……。どっちがどっちという言い方も変ですけど、自分にとってどっちが合うかでしょうね。だから私なんかはカップに蹴られるとビューンっていっちゃうタイプなんです。蹴られると加速もしちゃいますから。それでも打ちますね。

編集部 でもオーバー目に打つと返しのラインがわかるからいいとよく言われますよね?

古閑 ん〜、どうですかね。そうとも言い切れない部分はありますよ。私なんか、試合で結構4パットしていましたからね(笑)。ただ、入り出すと止まらないタイプだったんです。まあ、そこはタッチの人も同じだとは思いますけど。私の場合、モットーが「届かなければ入らない!」なんで。前へ、前へ、なので、パッティングもやっぱりゴルフの考え方なんですよ。

前回はこちら次回に続く

DIRECTION=出島正登 

TEXT=出島正登 

PHOTOGRAPH=小林 司

PICK UP

STORY 連載

MAGAZINE 最新号

2024年11月号

一生涯、筋肉投資。

ラウール

最新号を見る

定期購読はこちら

バックナンバー一覧

MAGAZINE 最新号

2024年11月号

一生涯、筋肉投資。

仕事に遊びに一切妥協できない男たちが、人生を謳歌するためのライフスタイル誌『ゲーテ11月号』が2024年9月25日に発売となる。今回の特集は“一生涯、筋肉投資”。肉体を磨き続ける男たちのトレーニングメソッドを紹介する。表紙はSnow Manラウール。ニュートラディショナルなモードの最新ルックを艶やかに着こなした。

最新号を購入する

電子版も発売中!

バックナンバー一覧

SALON MEMBER ゲーテサロン

会員登録をすると、エクスクルーシブなイベントの数々や、スペシャルなプレゼント情報へアクセスが可能に。会員の皆様に、非日常な体験ができる機会をご提供します。

SALON MEMBERになる