1953年のデビューから70周年を迎えるシボレー コルベットは、2023年に史上初の電動AWD(全輪駆動)を採用した「シボレー・コルベット E-Ray」を発表した。AWDならではの力強い推進力と電動推進システムを組み合わせた生誕70周年記念モデルとは。
クルマの可能性を広げる電動AWD
1911年にデトロイトで創業したシボレーは、現在、世界79ヵ国で販売され、2020年には320万台以上の自動車とトラックを販売する世界最大の自動車ブランドのひとつ。魅力的なパフォーマンス、心を躍らせるデザイン、パッシブおよびアクティブな安全機能、使いやすいテクノロジーによって世界中のファンの心をつかんでいる。
そんなシボレーがニューヨークで開催されたモトラマショーにてコルベットを発表してから70年。それを記念し、2024年型としてコルベット史上初の電動AWDモデル「シボレー・コルベット E-Ray」が登場。
「シボレー・コルベット E-Ray」は、排気量6.2リッターのLT2スモールブロックV8エンジンと電動推進システムを組み合わせたハイパフォーマンススポーツカー。ルーフを取り外せるクーペとハードトップコンバーチブルの2モデルで、どんな季節でも安心して目的地に到着できるコルベットを目指して開発された。V型8気筒の自然吸気エンジンのパワーと電動化されたAWDによる鋭敏なレスポンスを提供する、2つの推進システムを組み合わせた唯一のスポーツカーだ。
駆動装置を電動化することで、コーナーの立ち上がりでの力強い加速を実現し、スムーズな追い越し操作が可能に。また、発進時にはドライバーの判断で限定的に電気のみで走ることも可能で、電動アシストは「ツアー」「スポーツ」「トラック」「ウェザー」「マイモード」「Zモード」の6つのモードに調節できるほか、バッテリーの充電状況を最大限に高める「Charge+」機能を選ぶこともできる。
また、内装は「シボレー・コルベット E-Ray」のみに導入されるという、仕上げの大部分に深いグリーンの色調を補完的に配色したアルテミスディップドインテリアを採用。ボディカラーも14色用意され、シートやインテリアカラーなど複数のオプション選択で自分好みにカスタマイズできるのも嬉しい。
「シボレー・コルベット E-Ray」は2023年後半より北米にて発売予定。シボレーが長い歴史のなかで培ってきた洗練性とスタイルが融合した新型コルベットで、まったく新しい走行体験を味わいたい。
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※記事初出時、写真に誤りがございましたので訂正してお詫び申し上げます。(2023年2月7日13:15)